ファッションフロアのカフェは“日本初”の宝庫!

 “百貨店のファッションフロアの片隅にあるカフェ”というと、買い物疲れの足を休めるのが主目的の無難な店というイメージが強い。だが同館では違った。そのひとつがフランスから日本初上陸のクレープガレット専門店「framboise(フランボワーズ)」(3階)。店名どおりフルーツを使ったクレープが主力商品だが、男性にお薦めしたいのが、ガレットの原型といわれている南インドの「ドーサ」(米とレンズ豆をベーストしたガレット)をフレンチスタイルに洗練させたメニュー。「フランスでもこのメニューを提供しているのは『フランボワーズ』4店舗のみ」(店長)とのことで、もちろん日本で食べられるのはここだけ。クレープ専門店の余技と思ったら、本格インド料理並みにスパイシーなカレーが独特のもっちりした食感のドーサにマッチして、クセになりそうな一品だった。

 同じく日本初上陸が、パンツを軸としたアイテム展開を行う英国ブランドのショップ「JOSEPH(ジョゼフ)」の旗艦店内に併設されたブックカフェ「JOE'S CAFE」(5階)。アパレル運営のブックカフェということでルックス重視の本ばかりかと思いきや、ブック・ディレクターとして有名な幅允孝氏が本気で厳選したマニアックな品ぞろえ。季節感を重視した本場の紅茶を味わいながら、読書が堪能できる。

 同じフロアには、ミシュランで一つ星を獲得している米国有数のシェフで、都内に3店舗を展開しているデイヴィッド・マイヤーズ氏が、ヘルシーフードに特化した新業態店「72 ディグリース ジューサリー プラス カフェ バイ デイヴィッド マイヤーズ」をオープン。デイヴィッド氏が毎朝、自分の体調に合わせて調合し愛飲しているスーパーフードスムージーや、ヘルシーなだけでなくSNS映えしそうな華やかなオープンサンドを提供する。

日本初出店のクレープガレット専門店「framboise」(3階)では、ガレットの原型といわれるガレット・ドーサをベースにしたカレーメニュー3種類提供。写真は「野菜カレー・えび・コリアンダー」(1580円)。もち米とレンズ豆を使用したドーサは、不思議なモチモチ感
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安政元年(1854年)に創業した京都宇治の茶商が都内初進出して旗艦店「中村藤吉本店」(4階)をオープン。“茶商にしか作れない最高品質の抹茶パフェ”をめざしたのが写真のギンザシックス限定メニュー「別製まるとパフェ」(2038円)。 “別製”と呼ばれるプレミアム抹茶や、抹茶の銘品として名高い「鮮雲の白」などを惜しげもなく使用していて、お茶好きには感涙ものの一品
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英国から日本初上陸の「JOE'S CAFE」(5階)。季節に合わせた本場の紅茶や、日本茶に合わせたスコーンなどの焼き菓子を提供するという。店内で自由に読める本を置いたブックスペースにはかなりレアな本もあるとのこと
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「72 Degrees Juicery + Cafe by David Myers」(5階)は米国のスターシェフであるデイヴィッド・マイヤーズ氏が自身も愛飲しているスーパーフードのスムージーや華やかなオープンサンド(写真)を提供。アーモンドバターも店内でアーモンドから手作りしている
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気鋭のきものデザイナー・斉藤上太郎氏のコンセプトショップ「JOTARO SAITO」(4階)は初のスイーツカフェ「JOTARO SAITO SWEETS&CAFE」を併設。きものの柄をイメージしたアーティスティックなアイスバー(500円~)は、京都本社の染工場の一角にアイスバー工場を作り、専属パティシェを起用し作り上げた力作。贈答用に桐箱入りにすることもできる
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