協力:アマゾン・ジャパン

音声で操作できるスマートスピーカーは、具体的に私達の暮らしにどんな変化やベネフィットをもたらすのか。実際に「Amazon Echo」を導入した家庭に話を聞くと、想像以上に新たな生活体験を実感し、家族全員で大いに楽しんでいる様子が窺えた。

忙しい朝、家族のスケジュール共有に便利

 奥様と大学生2人のお子さん4人家族で暮らす埼玉県在住のMさんは、家族のスケジュール確認に便利そうと、2018年10月に発売されたばかりの「Echo Plus」を導入した。「普段PCやTVなどちょっと複雑な設定は、私の帰宅を待っていた妻が、今回は宅配されるやいなや大学生の娘とセットアップを完了していたのには、ちょっと驚きましたね」とEcho Plusが我が家にやってきた当時を振り返る。

 家族に歓迎されたEcho Plusはリビングに設置され、早速、一言で複数のアクションを行う「定型アクション」も設定されたという。毎朝、Echo Plusの頭脳となるAmazon Alexa(アレクサ)に、「アレクサ、おはよう」と声を掛けるだけで、当日の家族のスケジュール、ニュース、天気予報を読み上げてくれる。そのため、「え?お父さん出張でいないの?」といったスケジュールの伝え漏れや聞き忘れがなくなったそうだ。

リビングに設置されたEcho Plusにより、自然と家族のコミュニケーションは増える

 そのほかAlexaが教えてくれた天気予報を参考にその日の服装を決めたり、出かける前の電車の運行状況の確認には「Yahoo!路線」のスキルを使うなど、大いに役立っているという。「ちょっとしたことだが、時間のない出勤前など、支度で手がふさがっていても、欲しい情報を得ることができるのが、これほど便利だとは思わなかった」とMさんは語る。

Amazon Echoを使い始めて、音楽を聴く機会が増えた

 以前から、Amazonプライム会員であったMさんだが、「Echo Plusを使うようになって初めて『Amazon Music』が活用できている」とも話す。というのも、Echo Plusは音質が良く、パワフルな360°全方向スピーカーが内蔵されているため、上質なオーディオが楽しめるからだ。しかも「アレクサ、ビートルズをかけて」のようなアーティスト名だけでなく、「アレクサ、静かなジャズをかけて」や「アレクサ、90年代の曲をかけて」といった曖昧なお願いにも応えてくれる。「これまでは、家族それぞれが自分の好みの音楽をヘッドフォンで聞いていることが多かったのですが、Echo Plusをリビングに置いてからというもの、家族との会話の中で出てきた楽曲をその場でAlexaに探してもらうようになりました。家族みんなで音楽を楽しむようになったと思います」とMさんは声掛けによる検索の手軽さとEcho Plusの音質の良さを評価する。

 ちなみに、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで100万曲以上が聴き放題になる「Prime Music」を利用できるが、この機会にMさんは4000万曲以上が聴ける「Amazon Music Unlimited」(Echoプランなら月額380円※1)に切り替え、常に音楽のある暮らしを楽しんでいるという。

 今は、Alexaで何ができるのかを探るのが楽しいというMさん一家。先日は、買い物に出かけた奥様が出先でスマホのAlexaアプリから「今から帰るね」とリビングのEcho Plusに呼びかけ(※2)、リビングにいた家族を驚かせたことも。そのほか、Alexaスキル(スマホのアプリに相当する企業や一般の開発者による追加機能)も色々と試しているそうだ。

 「理系の娘は、進研ゼミのスキルから『放課後、わたしと化学一問一答』を楽しんでいます。センター試験レベルで連続100問出題され、全問正解すると憧れの先輩がいる科学クラブに入部できるというストーリー仕立てが面白いようです。でも、Alexaがその日の全国最高記録を教えてくれるのですが、難易度は高め(笑)。化学好きの友人を家に呼んでホームパーティーで使ったら面白いかも」とAmazon Echoにコミュニケーションツールとしての可能性も感じている。

(※1)Amazon Music Unlimited には、1台のEcho端末で楽しめる「Echoプラン(月額380円)」の他に、ストリーミング再生は一度に1台の端末だが、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを含め、複数の端末で楽しめる「個人プラン(月額980円 :プライム会員は月額780円または年額7,800円)」、家族で最大6名まで楽しめる「ファミリープラン(月額1,480円:プライム会員は月額1,480円または年額14,800円)」がある。
(※2)Alexaコミュニケーションにおけるビデオ通話のうち、「呼びかけ機能」はデフォルトではオフの設定。利用には、別途設定をオンに変更する必要がある。

複数家電も一度に操作、英語や料理サポートも

 一方、小学3年生の男の子がいる神奈川県在住3人家族のNさんは、「Echo Spot」(2.5インチのスクリーン付きスマートスピーカー)で家電連携も実現している。定型アクションには、ニュース、音楽に加えて、別売りのLinkJapan社の家電コントローラーを活用し、エアコンや照明の操作も設定(※3)。朝起きて、Alexaに「おはよう」と声を掛ければ、自動的にエアコンと照明がオンになり、今日のトピックスのニュースが読み上げられ、その後、好みのアーティストの曲が流れる。「おはよう」以外にも「アレクサ、行ってきます」や「アレクサ、おやすみ」で照明やエアコンを一斉にオフしたり、「カギはもちましたか?」など忘れ物のリマインドをしたりと、自分の好きなフレーズで、いろいろな操作を設定できるのが良いという。

(※3)別途、デバイスを接続するためのハブ(別売)が必要となる場合がある。
別売りの家電コントローラーやスマートプラグを使えば、家電を新調しなくても、現在家で使用している家電をEchoシリーズを通して音声で操作できる

 また、Nさんは、息子さんとの英語の学習にAlexaを活用しているそうだ。「Alexaの英語はネイティブ発音なので良い練習になっています。『アレクサ、XXXXは英語でなんて言うの?』と聞けばすぐにネイティブの発音で答えてくれる。単語や簡単な文章を聞いては遊びながら本格的な発音を学んでいますね。それに、Alexaとどう遊ぼうかと考えることで、創造力が鍛えられているようです(笑)」。

 Nさんの奥様は、夕飯の献立についてAlexaにアドバイスを求めることがあるそうだ。「クックパッド」のAlexaスキルを有効にしておけば、例えば、「アレクサ、白菜とベーコンの献立を教えて?」と冷蔵庫を覗きながら材料を言うだけで、「クリーム煮、スープ、パスタ、どのカテゴリーにしますか?」といったような提案が飛び出す。Alexaとのやりとりで献立を決めると、クックパッドのレシピを画面に表示しながら読み上げてくれるので、ほかの作業をしながら、また洗い物で濡れた手でスマホやタブレットを触ることなく調理に取りかかれると好評だ。

スクリーン付きのEchoシリーズであれば、画面で確認しながら、相談するかのように冷蔵庫にある食材で献立が考えられる

Alexaの成長が楽しみ

 2つの家庭でのEchoシリーズ体験だが、共通した思いは「Echoシリーズでできることはスマホやリモコンでもできますが、そこに音声というコミュニケーションが介在する新たな生活体験の面白さ」だという。さらに、2人はスマホやタブレットに苦手意識がある高齢者でも、音声で操作できるとなれば格段に気軽に使えるのではないかとも話す。また、現状、日本ではAlexaスキルが2,000(2018年12月時点)を超えた。「これから、Alexaのできることやスキルがどんどん増えていくことでしょう。その分、数多くある機能やスキルの中から自分にとって便利なものを探しやすい仕組みも必要かもしれません。声でのコミュニケーションって面白いですね。やっぱり愛着が沸いてくるんです。コンシェルジュという言い方もありますが、家族の一員になっていくような感覚。これからのAlexaの成長が楽しみです」とMさんは期待を込めて語った。