象印マホービンが今年、圧力IH炊飯ジャーの新製品『炎舞炊き』を発売した。かまどのごはんの炊き方を改めて研究し、かまどの激しい炎のゆらぎを独自の技術で再現した。高級炊飯器を大きく進化させた製品である。

協力:象印マホービン株式会社

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 象印マホービンは、炊飯器業界をリードしてきた企業だからこそ、炊飯器でよりおいしいごはんを炊くことにこだわってきた。そこで、かまどのごはんの炊き方を改めて研究し、生まれた製品が『炎舞炊き』だ。

 かまどで炊いたごはんがおいしいのには理由がある。重い木蓋による圧力と、薪の炎による大火力は従来から認識していたが今回、象印が改めて研究し、おいしさとの関係を科学的にも解明したのが“かまどの炎のゆらぎ”だ。かまどでは薪の炎が舞うように激しく揺れながら釜底に当たり、部分的な集中加熱を繰り返す。すると、釜の中で温度差が生じ、激しく複雑な対流が起こっていた。釜内が勢いよく混ぜられ、一粒一粒ふっくら炊き上がった。

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食感を残しながら甘みがある

 こうした研究を踏まえ、新たに開発したのが底IHヒーターを3つ搭載する「ローテーションIH構造」だ。また、そのために最適な内釜「鉄︱くろがね仕込み︱豪炎かまど釜」も開発した。

 『炎舞炊き』は、性能にも優れている。従来から好評の「わが家炊き」(左ページ下段を参照)では、最大121通りの炊き分けが可能なほか、今回のフルモデルチェンジによって炊飯器本体を軽量・コンパクト化、扱いやすくなった。従来はなかった一升炊きもラインアップした。

 実際に『炎舞炊き』でお米を炊いてみた。味は、食感を残しながら、粘り気があって甘みを感じる。冷めてももちもちしているので、おにぎりでもとてもおいしい。ごはんのおいしさを再認識させられた。