2018年10月からTOKYO MX・群馬テレビ・とちぎテレビ・BS11ほかで放送が開始されたテレビアニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』(通称『だかいち』)。芸能界を舞台に、5年連続で“抱かれたい男1位”だったベテラン俳優・西條高人が、その座を奪った新人俳優・東谷准太に脅され、迫られるという、いわゆる「ボーイズラブ」(BL)作品だ。

テレビアニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』のキービジュアル。TOKYO MX・群馬テレビ・とちぎテレビ・BS11ほかで10月から放送されたほか、主要動画配信サービスでも配信
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ファンも驚いた地上波でのアニメ化

 原作は、桜日梯子の同名コミックだ。2013年7月に連載を開始して以来、漫画やドラマCDなどで着々と人気を獲得し、シリーズ累計発行部数は250万部を突破。海外にも人気を広げている。

 ただ、この作品の地上波でのアニメ化が発表されたとき、Twitterなどでは歓喜と同時に驚きや不安の声もあふれた。前者は、ドラマCDからの声優を引き継いでのアニメ化だったから、後者はこの作品の原作がいわゆる“からみ”もありの正真正銘“BL漫画”だったからだ。「地上波でどこまで描写できるのか」と多くの人が疑問に思ったのである。

正真正銘の“BL作品”です
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 だが、開始された放送はそんなファンの不安を払しょくするかのように原作の世界観を忠実に表現。AbemaTVやニコニコチャンネル、GYAO!、FOD、バンダイチャンネル、アニメ放題などの動画配信サービスでも配信されるなど、人気が拡大した。11月に韓国・コヤン市で開催されたアニメとゲームのイベント「Anime X Game Festival」(AGF)で、同作のトークイベントを行った際には、多くの韓国人ファンが来場し、黄色い歓声を上げた(関連記事:日本アニメに大熱狂 初開催で3万人来場した韓国イベントに潜入)。

 日経トレンディネットでは、AGFの会場で主役の西條高人の声を務める声優・高橋広樹さんにインタビュー。AGFでのファンの反応や、『だかいち』の地上波アニメ化が決まったときの感想、ドラマCDからテレビアニメまで通して演じている高人や共演者への思いを語ってもらった。