“ゆうこす”こと菅本裕子氏が日経クロストレンドEXPOに登場
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 新しいネット通販の形として注目の「ライブコマース」。タレントやモデルなど、消費者に影響力を持つ人(=インフルエンサー)が、商品をライブ動画で紹介し、消費者はその動画を楽しみながら同時に商品も購入できる。先日、Amazon(東京・目黒)が「サイバーマンデーセール」で活用するなど、国内でも盛り上がりを見せている。

 そのライブコマースを約3年前から始め、これまで紹介した商品をすべて完売させたというインフルエンサー・菅本裕子氏が「日経クロストレンドEXPO 2018」に登場。元アイドルでニートを経験し、2016年8月からモテクリエイター“ゆうこす”として起業した彼女がライブコマースを成功に導く秘訣を実体験から語った。

ライブコマースのメリットは思いが語れること

 ゆうこすが登壇し、自己紹介の後に語り始めたのは自身がライブコマースを活用している2つのプロジェクト。ひとつは、自身がプロデュースするスキンケアブランド「youange(ユアンジュ)」の販売。睡眠時間が短い日本の女性に向けて、一般ユーザーと一緒に成分や売り方を2年間考えて製品化したという。「2018年の9月から始めたのですが、販売開始から5秒でサーバーが重くなるくらい好調に売れています」とのことだ。

 もうひとつは「Tavision(タビジョン)」で、こちらはゆうこすを含むインフルエンサーが旅先での様子をリアルタイムに配信し、視聴者が一緒に旅行しているような楽しさを提供するメディア。さらに旅先で見つけた商品をその場で仕入れ、ライブコマースで販売している。「仕入れた夜にホテルからライブコマースを流すこともありますが、長くて5分以内に完売します」という。

 その後、話題はライブコマースのメリットに移る。ゆうこすが挙げたのは下記の6点だ。

・思いを語れる
・購入者の不安を解消できる
・コミュニケーションが取れる
・感謝を伝えられる
・売れ残りを0にできる
・背中を押してあげることができる

 いずれも視聴者とリアルタイムでつながっているライブコマースの特徴を端的に示している。「ただものを売るだけでは、売ってる人やメディアのファンにはなってくれない。ライブコマースなら自分の声や表情で思いが語れる。これはすごいメリットで、長期的なファンも増えています」とゆうこす。「ファンと仲良くなることで、販売が楽しくなります」と、ライブコマースの魅力を笑顔で来場者に解説した。