アメ車モチーフは初めて

 これまでカスタマイズカーのモチーフは、ほぼ欧州車で上品なものが多かった。一方、Rock Starは初めて米国車を題材としており、かなりアグレッシブなスタイルを持つ。

 

 外観デザインは迫力満点で、かなり目を引く。正直、なかなかカッコいい。ロードスターベースなので、こちらも2シーターのオープンカーに仕立てられているが、その面影はほとんどない。

 

 何しろ、前後は専用デザインの樹脂パネルに置き換え、外観上ロードスターと同じ部分は、フロントガラスまわり、ドアパネル、ソフトトップほどしかないのだ。

モチーフとなっているコルベットの面影を感じさせる鉄製風のメッキバンパー、スリット入りボンネット、フロントフェンダーのエアダクト、丸目4灯式テールランプなどのパーツが装着されている。コルベットのヘッドライトはリトラクタブル式だったが、Rock Starでは固定型の2灯式LEDに置き換えた。

ボンネットには大排気量エンジンの熱を逃がすスリットが設けられているが、ロックスターのものはダミー。だがアメ車風にみせる演出効果は大きい
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リアデザインは、モチーフのコルベットのイメージを色濃く感じられる。コルベットにはトランク部分に給油口ある。ロックスターではエンブレムで再現
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 ボリュームを増したボディーサイズは、全長4345×全幅1770×全高1235mm。ロードスターと比べると、全長が+430mm、全幅が+35mmとサイズアップしているが、十分にコンパクトで取り回しやすい。

 ルーフの高さはロードスターと同じなので、全長が伸びた分ルーフの低さも強調されている。重量は90kg増えているが、1100kg前後にとどめているので、ロードスター同様、スポーツカーらしい走りも楽しめるだろう。

ロードスターの内装はクラシカルな外観とも好相性

 内装はロードスターと共通だがカスタマイズでき、レザーシートや、ボディーと同色のドアパネルなどが用意され、ユーザー好みのカラーコーディネートが可能だ。 シンプルで実用性も追求したロードスターの内装デザインは、クラシカルな外観とも相性がいいため、中身を見てもクルマに詳しくなければ、ロードスターとは分からないはずだ。

インテリア(内装)は基本ロードスターのまま。ただレザーシートやインテリアパネルカラーは、光岡独自のカスタマイズができ、ユーザー好みの仕様に仕上げられる
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 パワートレインや基本的な装備は、基本ロードスターと同じ。132ps/152Nmの1.5Lの直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、トランスミッションは、6速MTもしくは6速ATが選択できる。

 ベースとなるグレードは、「S(6速MTのみ)」と「Sスペシャルパッケージ」のいずれか。ロードスターのメーカーオプションも基本的には選ぶことができる。

エンジンルームはロードスターのままだがフロントマスクのデザインが異なるので、エンジンルームの先が長くなっている
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トランクルームの容量もロードスターと同じ。2人分の小旅行程度の荷物なら積める
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