アウトドアメーカーが手がけるダウン製品のなかでも、近年は秋から春先まで使えるインナーダウンが人気。ただ、定番のダウンジャケットも1着は押さえておきたいアイテムだ。アウトドアフィールドはもとより、通勤・通学といった寒い冬の移動も快適にサポートする、各ブランドならではの機能に注目しながら、お薦めの3製品を紹介したい。

野営でも街でも活躍。ブランド50周年記念モデル

ザ・ノース・フェイス「50th マウンテンダウンジャケット」

 2016年にブランド誕生50周年を迎えたザ・ノース・フェイス。ファッションシーンとのコラボレーションなど、多くのスペシャルエディションが存在する同ブランドのなかでも今期注目したいのが、日本限定の「50thシリーズ」だ。

 当時のクライマーや冒険家たちから人気を得た歴代3型のモデルをベースに仕様をアレンジしたシリーズで、アウトドアフィールドだけでなく、街でも日常的に着用できる記念モデルとして展開されている。

ザ・ノース・フェイス「50th マウンテンダウンジャケット」(税込み6万8040円)
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 注目のアイテムは1985年にデビューし、いまやブランドの定番ともいえる「マウンテンジャケット」にダウンを封入したモデルだ。肩部分に80デニール(使用する糸の太さや重さを表す単位。)の「GORE-TEX PRO 2レイヤー」、身頃部分には「Karl Karl(ウール調のポリエステル素材)×GORE-TEX ライナー」を採用。Karl Karlの表生地ははっ水加工されており、雨や雪の日でも簡単にぬれないようになっている。

 また一見ウール調なのだが、ウールよりも約30%軽量化しているのも特徴で、中綿には保温性の高い光電子ダウンを採用。着用時に体温(遠赤外線)を吸収し、肌に送り返すことで、自然な温かさが持続するようになっている。

 シックな色使いを基調にしてデイリーユース仕様にアップデートさせた、特別な一着に仕上がっている。