2018年7月21~22日、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー2018」が開催された。出展されたのは国内外の最新キャンピングカー約200台。さまざまなキャンピングカーを実際に見て触れることのできる貴重な機会とあって毎年多くの来場者が訪れる。

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 日本RV協会の調査では、キャンピングカーの総売り上げは、2014年から過去最高を更新し続け、2017年には424億6975万円にのぼる。

 また、国内のキャンピングカー保有台数も10万台を超え、近年のキャンピングカー市場は中古車、レンタルなども含め堅調に成長していると言える。その理由のひとつは、以前よりキャンピングカーの大衆化が進んだことだろう。

 日本RV協会が行った2017年度アンケートによれば、ユーザーのキャンピングカーの購入金額は、諸経費やオプション込みで400万円台が最も多く、次いで500万円台、300万円台と続く。日本の場合、道の駅やキャンピングカー専用のRVパーク、オートキャンプ場、温泉施設といったインフラが整っているため、シャワールームやトイレといった装備をあえて備えないリーズナブルなモデルが主流になっているのだ。

 また、日常使いと兼用しやすいバンコン(※1)や、維持費の安い軽キャンパーなど、エントリー層に向けた商品が充実してきたことも新規ユーザーの獲得につながっていると思われる。今回はそんなトレンドを踏まえつつ、会場で特に気になった3モデルを紹介しよう。

※1 バンコン:バンコンバージョンの略。ボディーの外側にはあまり手を加えず、キッチン、サニタリー、就寝スペースなど、主に車内の改造に重点を置いたタイプのキャンピングカー。ミニバンやワンボックスカーがベースになったモデルが多い