防水・透湿素材の代名詞「ゴアテックス プロダクト」などを開発する世界的化学材料メーカー、米W. L. Gore & Associatesは8月3日、防水性をうたわない新ブランド「ゴアテックス インフィニアム プロダクト」を発表した。2018年秋には、「ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)」「モンベル(mont-bell)」「エコー(ECCO)」の3ブランド協力のもと商品をリリースする。 また、新しいブランドの枠組みとして、「ゴアテックス インフィニアム プロダクト 」と、従来の防水、透湿を軸とした「ゴアテックス プロダクト」の両ブランドを統合した「ゴアテックス ブランド」も発表した。

全体を表現するシンプルなロゴを新たに追加し、その中に機能性と快適さを軸とした「GORE TEX INFINIUM(TM) プロダクト」ブランド、従来の防水性を軸とした「GORE-TEX プロダクト」ブランドを発表
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 ゴアテックス インフィニアム プロダクトは、防水性に縛られない快適さ(コンフォート)と機能性(パフォーマンス)を実現するため、4つの新しい素材群(下図参照)を採用した。「雨の日以外にも使用したい」というユーザーの声やタウンユースのニーズを受け、新ブランドの立ち上げに至ったという。

 日本ゴア社のマーケティング担当者は、「新ブランドは防水性をうたっていない。従来の(黒い)ゴアッテクス プロダクトで防水性を維持していきつつ、ゴアテックス インフィニアム プロダクトでは“機能性・快適さ”に特化していきたいと考えている。例えば、肌触りやストレッチ性、防風性など、これまでゴアが参入していなかったところに向け、弊社で培ってきた専門的な知識を生かした商品を開発していきたい」と、ブランドアイデンティティーを語った。

 

新たな4つの素材群
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