キングジム「トレネ」(6800円)。ストラップ、本体貼り付け用のアタッチメント付属
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 キングジムのモニタリングアラーム「トレネ」は、カジュアルな置き引き防止用ツール。

 カフェなどで一人で作業をしていて、トイレなどで席を外す際、ノートパソコンを閉じて、その上にトレネを載せて、スマホだけ持って席を外す。もし、誰かがパソコンを盗もうとして、またはパソコンの中を盗み見ようとして、ノートパソコンを開くためにトレネを持ち上げて動かすと、スマホ画面に警告が出て、トレネからアラームが鳴るという仕掛けだ。

 その際にアラームを気にせず、パソコンを持って逃げられたら、それを防ぐ手段はないが、とりあえず、周囲の人に何かが起こったことは知らせられるし、自分もスマホの画面でパソコンに誰かが触れたことに気づくから、それなりの対処はできる。そういう意味で、「カジュアル」な置き引き防止ツールなのだ。

 「自分で使って恥ずかしくないものを作りたかった」とトレネの開発者である、キングジム開発本部商品開発部デジタルプロダクツ課リーダーの渡部純平氏は言う。「仰々しい形をした頑丈なロックや暴力的なアラームが鳴るものは、自分では使いたくない。でも、トイレに立つのに荷物を全部持っていくのもスマートじゃないし、だからといって置いていって、心配し続けるのも困る。その折衷案になる製品」(渡部氏)

このように、ノートパソコンを閉じた上に載せたり、タブレットを伏せて置いて、その上に載せたりといった使い方が一般的
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スマホを持って席を離れると、自動的にトレネが見守り状態になる
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スマホのアプリでは、見守り状態の際はこのような画面になり、トレネが動かされると、アラームが鳴っているという画面になる
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