2016年に国内販売を終了したトヨタ「RAV4」が2019年春に再上陸するという。ハイブリッド嫌いの米国でも40万台が売れる実力車は、日本の“特殊な”マーケットに風穴を開けられるか?

【コンセプト】世界で80万台以上売れる屈指の実力者!

 1位トヨタ「カローラ」118万1445台、2位フォード「Fシリーズ」108万757台、3位トヨタ「RAV4」83万7624台、4位ホンダ「シビック」82万3169台……。これなんの数字か分かりますか? 2018年のワールド・ベスト・セリングカー・ランキング、そう、昨年世界で最も売れたクルマたちです。(focus2move調べ)

 1位に世界150ヶ国以上で売られる“テッパンロングセラー”のカローラや、2位に北米で復活中のトラック系SUV、Fシリーズが入ったことに時代を感じますが、日本人的には3位のRAV4にビックリ。

 日本じゃ16年に販売終了して以来、目にしていないどころか、終盤は目立っていなかったし、今やある意味後継車といえるコンパクトSUV「C-HR」が十分売れてます。

 しかし、世界は揺るぎなきSUVブームで、RAV4は2017年も80万台以上売れて、フォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」と並ぶ3位レベル。今やベーシックカーはセダン&ハッチから完全に乗用SUVに切り替わりつつあり、RAV4もホンダ「CR-V」も世界2大市場の北米と中国でそれぞれ40万台レベルで売れているのです。

 将来的には2台が世界のツートップになってもおかしくない! というウワサまで。

19年春、日本再上陸! ベースは上質プラットフォームのカムリ

 それもあってか2018年すでにCR-Vが日本で復活、続いて2019年春にはRAV4も復活予定です。

 ポイントはFFミディアムセダンの「カムリ」で採用されて評判のTNGAプラットフォームの一種、新世代GA-Kプラットフォームと新型2.5Lハイブリッドを搭載していること。走りの質感や総合力では評価が高い「C-HR」の拡大版ともいえ、実燃費で20km/Lを超えてくることも考えられます。

 同時に今の日本は軽&ミニバン大国で、世界のSUVブームが遅れてジワジワ来てる状態。新型RAV4は、CH-Rではボディーが小さすぎる人のためのステップアップSUVという側面もあるのです。

 何より世界でバカ売れのベストセラーSUVが日本に入ってないのって、ちと悲しい。  ってなわけで、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)」のLA試乗会でいち早く乗った5代目RAV4を小沢が勝手にコージチェーック! してみました。

2019年春に日本再上陸の5代目トヨタ「RAV4」をワールド・カー・オブ・ザ・イヤーでチェック!
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