ASUSがゲーミングPCブランド「ROG」の名を冠して世に放った最新ゲーミングスマートフォン(スマホ)「ROG Phone」を触ってみた。これはパーソナルコンピューティングが変わるきっかけになる可能性を秘めた1台だ。

ASUS渾身のゲーミングスマートフォン登場

 ASUSから「ROG Phone」が発売された。“ROG”とは“REPUBLIC OF GAMERS”の略で、ASUSはこのブランドのもとでゲーミングPCや関連の機器を展開している。

 今までスマホの製品名を「ZenPhone」で統一してきたASUSがあえて“ROG”に名前を変えてきたところに同社の意気込みが表れており、実際「ROG Phone」は他社のフラッグシップモデルと同様、かなり豪華なスペックを誇っている。

パッケージからして強烈な個性を発揮する「ROG Phone」。六角柱のこの外箱からしてただならぬ雰囲気が漂う
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ぱたぱたと巻き物を拡げるように箱を開いて内容物を取り出す
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付属のUSBケーブル、ACアダプター、そして専用の冷却ファン「AeroActive Cooler」。すべてに「ROG」のロゴが刻印される念の入れよう
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 別掲の製品仕様を見ていただければわかるが、まずメインプロセッサーに約3GHzで駆動する8コアのSnapdragon 845、GPUにAdreno 630を搭載し、内蔵ストレージは512GB。極めつけはメインメモリーが8GBも載っているのだ。

 そしてゲーミング用途であることを特徴付けるひとつのポイントとなっているのが、ディスプレー。2160×1080ドットの表示能力を持つ有機ELのそれは大きさこそ6インチしかないが、リフレッシュレートが90Hzで反応速度は1ms、コントラスト比は100,000:1と、ゲーミングPC用のディスプレーに比肩しうるスペックを持っている。

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「ROG Phone」に搭載されているカメラは色彩のはっきりしたなかなか綺麗な写真が撮れる。「ポートレートモード」では絞り値を変更して背景のぼけ具合を設定が可能。4k・60fpsの動画が撮影できたり、また、カメラで捉えたものを検索したりといった機能を持つ「Googleレンズ」が使えるのも魅力。
●ROG Phone製品仕様
プロセッサー Snapdragon 845(オクタコアCPU、2.96GHz)
グラフィックス機能 Adreno 630
メインメモリー 8GB
内蔵ストレージ 512GB(UFS 2.1)
ディスプレー 6型ワイド AMOLEDディスプレイ/Corning Gorilla Glass 6
解像度 2160×1080ドット(フルHD+)
アウトカメラ 1200万画素カメラ(メインカメラ)、800万画素広角カメラ(2ndカメラ)
インカメラ 800万画素カメラ内蔵
サウンド機能 Hi-Res、DTS:X Ultra
スピーカー デュアルフロントスピーカー内蔵
通信機能 無線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac(周波数帯域:2.4GHz/5GHz)、IEEE802.11ad(周波数帯域:60GHz)、Bluetooth 5.0
防水機能 IPX4
拡張機能 USB Type-C×1(USB 2.0)、USB Type-C×1(USB 3.1)、サイドマウントコネクター48ピン
SIMカードスロット nanoSIMスロット×2
バッテリー駆動時間 約14.7時間(Wi-Fi通信時)、約13.6時間(モバイル通信時)
バッテリー充電時間 約1.9時間
バッテリー容量 4000mAh
サイズ 158.8×76.1×8.3mm
質量 約200g