2018年10月20日、六本木アカデミーヒルズで「Scratch 2018 Tokyo」が開催された。プログラミング環境のScratchを開発するチームを率いるミッチェル・レズニック氏、インターネット技術の基盤づくりにかかわった慶應義塾大学の村井 純氏を招き、「一億総クリエータか、一億総”プログラマ”か?〜日本の2030年〜」をテーマにパネルディスカッションを開催した。モデレーターは、一般社団法人未踏プログラミング教育WG、17才以下の小中高生を対象とした未踏ジュニア代表の鵜飼 佑氏が務めた(関連記事1関連記事2)。(大類賢一=タンクフル)

 冒頭、レズニック氏に対して鵜飼氏が問いかけたのは、Scratch 3.0の開発に取り組み始めた経緯だった。その答えとして、レズニック氏はまず、「テクノロジーの変化」を挙げた。Scratch 2.0が公開されたのは2013年。それから5年が経つ。

「常に変化するテクノロジーと世界、そういった環境では、子どもたちのために新しい可能性を切り開く必要が絶えず求められる」と語ったレズニック氏は、続けてScratch 2.0が抱えている課題について説明した。

写真●左から鵜飼 佑氏、ミッチェル・レズニック氏、村井 純氏
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