消費を変えるテクノロジーやトレンド、ヒットを体感・体験できるイベント「日経クロストレンド EXPO 2018」が、2018年11月27日と28日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。2日目の11月28日に、「みんなのラズパイコンテスト2018」の受賞作品発表会が行われた。

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タレントの黒田有彩さんも登場

 同コンテストは、クレジットカードサイズ以下の超小型PCボード「Raspberry Pi」(通称ラズパイ)を活用した、さまざまな作品やアイデアを公募し、その技量やユニークさを競うコンテストだ。2014年から毎年開催されていて、日経BP社の3誌「ラズパイマガジン」「日経Linux」「日経ソフトウェア」が主催している。審査委員長は、青山学院大学の阿部和広客員教授が務めた。

 また、アールエスコンポーネンツ、ウフル、オムロン、IoT ALGYAN、ケイエスワイなどの企業やコミュニティーが協賛している。5回目となる2018年度は、5月28日から10月11日の募集期間で、過去最高となる184件の応募が集まった。この中から、「グランプリ」(賞金10万円)が1件、「技術賞」(同3万円)が2件、「アイデア賞」(同3万円)が2件、「学生賞」(同2万円)が2件、「高専賞」(同2万円)が1件などが選ばれた。

 会場ではラズパイマガジン編集長の安東一真が司会を務め、コメンテーターとして日経プログラミング編集部長の久保田浩、日経Linux編集長の岡地伸晃が登壇。さらに「みんなのラズパイコンテスト2018」のイメージキャラクターを務めたタレントの黒田有彩さんも登場した(写真1)。

写真1 「みんなのラズパイコンテスト2018」のイメージキャラクターを務めたタレントの黒田有彩さん
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グランプリ受賞作品は学習するロボット

 グランプリを受賞した作品は、伊藤真さんの「ピンポン玉を打ち返すハンドロボット『ハンドロン』」だ(写真2)。お盆のような囲いのある平面の台に、2関節で駆動するアームが埋め込んである。さらに平面の台の上部にカメラが配置してあり、平面全体を撮影している。アームに向かって平面上でボールを転がすと、カメラでボールの動きを捉えてボールが転がってくる位置を予測。その位置にアームを動かして、打ち返すという動作を繰り返す。

写真2 グランプリを受賞した「ピンポン玉を打ち返すハンドロボット『ハンドロン』」
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