トレンド・フォーカス

「格安SIM」の通信速度、2018年は遅くなる?

この1年の実測結果を分析

2017年12月11日

速度測定アプリの結果はどうだった?

 まずは、速度測定アプリ「RBB SPEED TEST」による結果から振り返ってみよう。各地点で5回ずつ下りの通信速度を測って平均値を算出。測定した3地点の全時間帯の平均値を以下の表にまとめてみた。

 なお、各測定で最も速かった数値は赤、遅かった数値は青で色分けしている。また、1年間の推移が分かりやすいようにグラフも作成した。

RBB SPEED TEST の下り平均速度一覧(16年9月から17年10月まで)
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RBB SPEED TEST の下り平均速度推移(16年9月から17年10月まで)
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 2016年9月の測定(都内の新宿駅周辺・秋葉原駅周辺は9月30日、長野県佐久市・佐久平駅周辺は9月26日に実施)では、同月21日に正式サービスを開始したばかりのLINEモバイルが好調で、36.79Mbpsを発揮。OCN モバイル ONEをのぞく6社が10Mbps台にひしめくという状況だった。

 ところが、翌2017年1月から3月にかけて、各社の通信速度は低迷していく。17年3月はLINEモバイル以外の7社が10Mbps以下にまで遅くなってしまい、この傾向は以後半年近く続くことになる。

 直近の2017年10月に実施した測定では、全体の平均値が底を打った8月に比べて、8社とも速度が上がってきた。なかでも17年3月に4.36Mbpsまで落ち込んだBIGLOBEモバイルは、10月になると16.66Mbpsまで増速。7社で唯一、16年9月の速度を上回るレベルに達している。

 だが、他の格安SIMでは1年前の水準を下回る状況が続いている。例えば楽天モバイルの場合、16年9月の速度は19.17Mbpsだったが、17年10月は半分の9.75Mbpsにとどまっている。

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