注目を浴び始めたデカフェ、でもおいしくない!?

 最近はカフェインレスコーヒー「デカフェ」がブームになっているという。2017年1月から全国でデカフェを提供しているスターバックスによると「妊婦さんのものという認識だったデカフェだが、近年ではライフスタイルとして取り入れる人も増えてきた」とのこと。

 「日中は通常のコーヒーを楽しんでいても、睡眠への影響を考慮して夕方からデカフェに変えるという人もいます。また、『コーヒーは楽しみたいが、カフェインを取りたくない』という人が、選択肢の1つとしてデカフェを選ばれているようです」(スターバックス広報担当)。実際、日本のカフェインレスコーヒー豆の輸入量は、2000年ごろの5倍超、2010年と比較しても約2.5倍になっている(全日本コーヒー協会「デカフェコーヒーの輸入推移」より)。

 ところが、一般的には「デカフェの豆で入れたコーヒーはあまりおいしくない」といわれている。デカフェの場合、生豆の成分を分解し、カフェインだけ取り除いてまた生豆に戻すという工程があるため、そのときにカフェイン以外の成分も一緒に取り除かれてしまうからだ。

左がデカフェの生豆、右が普通のコーヒーの生豆。デカフェの生豆のほうが黒っぽい
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