サブブランドが向いているのはどんな人?

 ソフトバンクやauからサブブランドあるいは格安SIMに乗り換えるとすれば、それぞれどのようなユーザーに向いているのだろうか。

 サブブランドのワイモバイルやUQ mobileが向いているのは、「安心感」を重視するユーザーだ。例えば、サブブランドでは全国規模で実店舗の展開に力を入れている。新規契約や機種変更だけでなく、料金プランの相談や、故障・紛失といったトラブルのサポートにも対応可能。一方の格安SIMでは、実店舗を持たないか、持っていても新規契約等にサービスを限定しているところが多く、アフターサポートはインターネットや電話窓口での対応が基本だ。店舗でスタッフに対応してもらえる安心感があるのは、サブブランドのメリットの一つだ。

 この他にも、サブブランドで主力の料金プランは通信容量が3種類に絞り込まれているので、検討するときにわかりやすい。また、格安SIMでは通信速度が低下しやすい平日12時台や夕方といった時刻でも、サブブランドは比較的スムーズに通信できるため、いつでも一定以上の通信品質が得られるという安心感がある。

格安SIMが向いているのはどんな人?

 一方の格安SIMは、通信コストを「可能な限り安くしたい」ユーザーに向いている。

 LINEモバイルの料金プランは、一番安いLINEフリープランなら毎月1GBまでで、月額1200円から。楽天モバイルの場合、通信速度が遅くてもよければ月額1250円、高速通信付きなら月額1600円から契約できる。通話定額オプションを外せないワイモバイルやU mobileよりも安い。

 また、LINEモバイルではLINEアプリやSNSアプリが通信容量を消費しないゼロレーティングの対象となっている。Instagramが対象のプランでは、どれだけ写真や動画にのめり込んでも、通信容量を消費しない。SNSの利用頻度によっては、ワイモバイルなら毎月14GBまでのスマホプランLが必要な人でも、LINEモバイルなら毎月7GBまでや5GBまでのプランで済む可能性もある。連絡手段は電話ではなくLINEがメイン、という人にもぴったりだ。

 楽天モバイルの場合は、大容量プランを選択可能。おしゃべりプランL/ぴったりプランLは毎月14GBまでで月額5980円。楽天モバイルなら毎月20GBまででも月額4750円と安い。

 料金プランとオプションの組み合わせを自分で選ぶ必要はあるが、なるべくコストを安くしたいなら格安SIMがおすすめだ。

(文/松村武宏)