ワイモバイルとLINEモバイルを比較

 まずは、ソフトバンク網を利用するワイモバイルとLINEモバイルを比較してみよう。以下の表は、両者の音声通話SIMにおける料金プランをまとめたものだ。ワイモバイルの月額料金は、2年ごとの契約更新(いわゆる「2年縛り」)を前提とした価格とし、初回契約時の割引などは考慮していない。

ワイモバイルとLINEモバイルの料金プラン
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ワイモバイルの料金プランは1タイプのみ

 ワイモバイルの料金プランは、各通話最初の10分間が無料になる通話料割引があらかじめセットになった「スマホプランS/M/L」の1タイプのみ。容量の区切りは後述する格安SIMよりも大まかだが、3択なので誰でも選びやすい。

 また、国内宛通話が何分話しても定額になるオプション「スーパーだれとでも定額」(月額1000円)が追加できる。スマホプランSなら月額3980円で国内宛通話がかけ放題だ。

 ただし、通信容量の翌月繰り越しには対応していないため、余った通信容量は月末をもって消滅してしまう。

LINEモバイルの料金プランは「データフリー」の対象が異なる

 LINEモバイルでは、「LINEフリープラン」「コミュニケーションフリープラン」「MUSIC+プラン」という3タイプの料金プランが提供されている。

 各タイプの大きな違いは、特定のアプリによる通信量を通信容量から差し引かない「データフリー」というゼロレーティング機能の対象範囲だ。LINEフリープランではLINEアプリのみが対象だが、コミュニケーションフリープランではSNSアプリのTwitter、Facebook、Instagramが追加され、MUSIC+プランではさらにLINE MUSICもデータフリーの対象となる(ライブ動画の視聴など一部機能の通信は対象外)。

 通信容量にも違いがある。LINEフリープランは毎月1GBまでの1種類のみだが、コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランでは毎月3GBから10GBまでの4種類から選択可能だ。

 各料金プランの通話料は30秒あたり20円の従量制が基本。各通話最初の10分間が無料になる通話料割引オプションは月額880円で追加できるが、すべての通話が定額になるオプションは用意されていない。