自腹で購入したiPad Proの速攻レビューを2回連続で掲載する。まずは電子書籍やゲームを体験した際の使い勝手だ。

筆者は、Wi-Fi+CellularモデルのiPad Proを購入した。右に置いたスタイラスはApple Pencilではなく、米国FiftyThree社の「Pencil」
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あまりの大きさに驚いた!

 11月13日、アップルから同社製タブレットの最上位機種に位置づけられる「iPad Pro」が発売された。筆者も、Wi-Fi+CellularモデルのiPad Proをいち早く購入した。

 ただ冒頭から恐縮だが、筆者は専用デジタルスタイラスのApple Pencilと、専用キーボードカバーのSmart Keyboardを記事執筆時点で入手できなかった。11月11日17時すぎの予約開始と同時に、本体、Apple Pencil、Smart Keyboardをセット購入したが、iPad Proは11月13日に届いたものの、両アクセサリーは11月18〜25日到着の予定となっている。Apple PencilはApple Store一部店舗に少数入荷されたが、すぐに売り切れてしまったようだ。

 iPad Pro本来のユーザー体験は、Apple Pencil、Smart Keyboardとあわせて使うことで得られるもの。別売りとはいえ、iPad Proの初期購入者の多くに同時に届けられなかったことは、アップルらしからぬ不手際だと言えるのではないだろうか。

 さて、iPad Proを初めて目にしたときの印象は「デカイ!」の一言に尽きる。

 筆者は常時携帯用タブレットとしては7.9インチのiPad mini、常時携帯用ノートパソコンとしては12インチのMacBookを使用している。iPad Proは後者をも上回るディスプレーサイズなので、パッケージを開けたときはあまりの大きさに一瞬静止してしまった。数字によるサイズ感はあまりあてにならないと改めて実感した次第。

 余談だが、普段パソコンやタブレットを買い換えてもまったく気づかない妻が、iPad Proを手に持つ筆者を見た瞬間に「タブレット買い換えたの?」と問いかけてきたぐらいだ。

左が12インチのMacBook、右が12.9インチのiPad Pro。0.9インチの差は筆者には数値以上に感じられた
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 画面を表示して手に持つと、大きさはさらに際立つ。iPad Proは高さ305.7×幅220.6×厚さ6.9ミリとA4用紙(297×210ミリ)をわずかに上回るサイズだ。つまり新聞1ページの1/4、一般的な雑誌1ページにほぼ相当する面積を持っているので、一覧性は非常に高い。

 まだ2日しか使っていないが、12.9インチディスプレーでは、10インチクラスのディスプレーとは情報の見方が変わるように感じている。

 筆者の場合、10インチクラスのタブレットではピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小しながらウェブサイトを閲覧していたが、iPad Proでは拡大縮小はほとんどしなくなり、大きな文字(本文など)は目を離して、小さな文字(キャプションなど)は目を近づけて、画面との距離を調整して読むようになった。これから長く使っていくうちに閲覧スタイルが変わる可能性はもちろんあるが、少なくとも、せわしなく拡大縮小することはなくなるように思う。