急速充電の進化でUSB Type-Cに対応

 OSにはR15 Pro同様、Android 8.1をベースとした「ColorOS 5.1」を採用している。このため、画面下部のナビゲーションバーを消し、スワイプ操作でホーム画面に戻るなどの操作ができる「スワイプアップジェスチャーナビゲーション」や、フルスクリーンで動画やゲームを楽しんでいるときに特定のアプリをウィンドウ形式で呼び出せる「フルスクリーンマルチタスク」など、R15 Proで特徴的だった機能が利用可能だ。

R15 Proと同じ「ColorOS 5.1」を採用。横画面で動画をフル画面再生している時などに、特定のアプリをウィンドウとして呼び出せる「フルスクリーンマルチタスク」などが利用できる
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 一方でR15 Proから大きく変わったのが充電端子である。OPPOのスマートフォンは独自の急速充電規格「VOOC」に対応していることが特徴の1つだが、USB端子が規格としては古いmicroUSB Type-Bのままだったのが不満要素になっていた。

 これに対して、Find Xでは新しい急速充電の「Super VOOC」を採用。USB端子がUSB Type-Cになった。そのうえ、専用のACアダプターを用いることで3400mAhのバッテリーを35分で充電できるのがうれしい。

新しい急速充電「Super VOOC」の採用によって、USB端子は現在主流のUSB Type-Cに変更された
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 性能面ではクアルコムのハイエンド向けチップセット「Snapdragon 845」と8GBのRAM、256GBのストレージを標準搭載するなど、現在のハイエンドスマートフォンとしては最高クラスのスペックだ。microSDスロットは用意されていないが、スマートフォンでこれだけの容量があれば困ることはあまりないだろう。

 通信面でもDSDV(Dual Sim Dual VoLTE)に対応。2つのSIMスロットでVoLTEでの待ち受けができるなど高い性能を誇る。ちなみにSIMスロットのトレーは、2枚のカードを並べて挿入する一般的なタイプではなく、裏側と表側に1枚ずつSIMを入れて本体に挿入する、ちょっと変わったタイプのものになっている。

デュアルSIM対応だが、SIMスロットは従来のものとは異なり、nanoSIMを上下に2枚挿入する形
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 これだけの機能・性能を詰め込んでいるだけに、価格は11万1880円と高い。だがその分、OPPOならではの独自性が強く感じられるモデルともいえる。機能面、性能面、そして完全にフラットで美しいデザインなど満足度は高い。カメラ機能、特に自分撮りに強いこだわりがある人ならばぜひ購入したいモデルだ。

著 者

佐野 正弘(さの まさひろ)

福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。