キッチンで使いやすい

 音質の良さとともにGoogle Homeにない魅力として、LF-S50Gはキッチンでの使い勝手が良くなるいくつかの便利な機能を搭載している。

 まず、本体はIPX3相当の防滴仕様だ。およそ生活防水程度の機能を備えていると考えていいだろう。そしてファブリック製のグリルは取り外して水洗いができる。前述したように手を触れずに操作できるジェスチャーコントロール機能も搭載しているので、手が汚れている時には音声とジェスチャーの両方でスピーカーに触れずに操作ができて重宝する。

スピーカーグリルは取り外して水で洗える。本体を清潔に保つことができる
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 さらにもう一つのキッチンで便利になりそうな機能が「おまかせ音量」だ。鍋がぐつぐつと煮立ってきたり換気扇を回しはじめたりすると、それらの音で再生中の音楽聴こえづらくなりがちだ。そんな時に、周囲のノイズ環境に合わせてスピーカーが自動的に音量を最適化してくれるという機能だ。残念ながら、発売後のアップデートで対応する予定で今回は試すことができなかったが、キッチンで使うスマートスピーカーとして非常に便利な存在になるだろう。

欲しくなる要素満載のスマートスピーカー

 ソニーのLF-S50Gは、音質、デザイン、機能のいずれにも欲しくなる要素が満載の、魅力的なスマートスピーカーだ。価格はオープンで、ソニーストアでは2万4880円となっている。Google Homeより1万円近く高いが、“おつり”が来るほど使い勝手はベターだ。

 同じGoogleアシスタントを搭載するスマートスピーカーは、例えばJBLの内蔵バッテリーで駆動できるポータブル仕様の「LINK 20」など、今後他社からも様々な製品が発売される。基本機能はほぼ差がないのでそれ以外の部分、特に音、デザイン、機能性など各メーカーが工夫を凝らした味付けの部分に着目すると、自分にぴったりの1台が見つかるはずだ。

(文/山本敦)