三菱電機「REAL 4K RA1000シリーズ」
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 注目の新製品をピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、三菱電機「REAL 4K RA1000シリーズ」。ハードディスクやレコーダーも備える4Kテレビだ。

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三菱電機「REAL 4K RA1000シリーズ」
予想実売価格/28万670円(税込み)
サイズ/幅112.8×高さ79.0×奥行き33.4センチ(スタンドありの場合)
チューナー数/BS・110度CS 4K×2、地上・BS・110度CSデジタル×3
HDD容量/2テラバイト(TB)
発売日/10月18日
※仕様などは50型のもの

 12月1日から始まる新4K衛星放送は、現在店頭に並ぶ大半の4Kテレビでは見られない。4Kチューナーを別途外付けする必要があるのだ。この4Kチューナーを最初から組み込んだ4Kテレビを10月18日、三菱電機が発売する。

ブルーレイレコーダーを備え、4K画質を2K画質に変換してダビング
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 チューナー内蔵型モデルは6月、東芝映像ソリューションが初めて発売。三菱電機の「REAL 4K RA1000シリーズ」はそれに続く商品化となる。東芝と異なるのは2TBのハードディスクとブルーレイレコーダーを備えていること。つまり、見るだけでなく録る、残せるのが特徴だ。4Kチューナーは2基あるため、視聴しながら裏番組を録画できる。

ボタン1つで裏番組や録画番組に移行可能
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 レコーダー一体型のため、リモコンも1つで済む。リモコンには「クイックゴー」ボタンを搭載。ワンタッチで録画番組を探せる。

 4Kチューナーやレコーダーが組み込まれているため、外付けが必要な一般の4Kテレビよりもテレビ裏の配線はかなりすっきりする。「掃除しやすい」(三菱電機)というのも納得だ。内蔵のハードディスクに番組を録画できるのも便利。

 しかし、4Kはデータ量が大きく、2TBで約126時間しか保存できない。ブルーレイディスクにダビングして残せるとはいえ、その際は2Kのハイビジョン画質にダウンコンバートされる。4K画質をダビングして持ち運べるわけではないことには注意したい。

ヒット予報
 現状では4Kチューナーを2基備え、ブルーレイレコーダーやハードディスクを内蔵している唯一の全部入りモデル。しかし、店頭の4Kテレビが10万円前後まで値下がりした今、「まだ高い」と様子見される可能性がある。

(文/日経トレンディ編集部)

※日経トレンディ 2018年11月号の記事を再構成