実際にやってみた内蔵型SSDの外付け化

 それでは、内蔵型SSDを外付け型SSDとして使うための手順の一例を紹介する。今回は、マイクロンの内蔵型SSD「Crucial MX500 2.5インチ ソリッドステートドライブ」の500GBモデルと、ELUTENGのドライブケース「USB3.0 to SATA Hard Drive Adapter」を使用する。

 「Crucial MX500」シリーズは、2.5インチサイズでシリアルATA接続の内蔵型SSDのうち、Amazonやヨドバシカメラ、価格.comで最も売れている製品。シーケンシャルリードは最大560MB/s、シーケンシャルライトは最大510MB/s、ランダムリードは95000IOPS、ランダムライトは90000IOPSだ。500GBモデルの価格は税込み1万0592円。スペーサーが同梱されていることも評価したい。

マイクロンの内蔵SSD「Crucial MX500 2.5インチ ソリッドステートドライブ」の500GBモデル
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スペーサー(右)が同梱されているので、外付け化にもってこいだ
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 一方、「USB3.0 to SATA Hard Drive Adapter」はUSB3.0対応でケーブルが付属。工具なしで着脱できるタイプで、パソコンに接続されているか一目で分かるLEDインジケーターも便利だ。Amazonでの「USB透明」の価格は税込み980円だった。

ELUTENGの「USB3.0 to SATA Hard Drive Adapter」
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ケース本体のほか、長さ約50cmのUSB 3.0ケーブルが同梱されていた
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 それでは内蔵型SSDの外付け化を検証してみよう。この手順はあくまでも今回使用する製品のものだ。とはいえ、ほとんどの製品の組み合わせで難しい作業は必要ない。

まずはドライブケースの蓋を内側に少しへこませるように押しながらスライドさせ、蓋を取り外す
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蓋はいったん置いておき、内蔵SSDをケース側に差し込む。端子同士がうまくかみ合う向きにするのがポイント
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内蔵SSDにスペーサーを装着。スペーサーに両面テープが付いていたため、シールを剥がして貼り付けるだけで済んだ
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ここで先ほど外した蓋を取り付ける
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パソコンに接続して起動すると、青いLEDが点灯した
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 パソコンに接続するとすぐに使えるように設定されている内蔵型SSDも多いが、製品によってはパソコン側の設定変更が必要なものもある。その場合は以下のように設定しよう。

左下のスタートボタンを右クリックし、メニューにある「ディスクの管理」をクリックする
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現在接続されているディスクが一覧表示される。今回はディスク2が「不明」となっており、上部の一覧表示を見ると認識されていないことが分かる
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左側のディスク名の付近を右クリックして、メニューにある「ディスクの初期化」をクリックしよう
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ディスクのパーティションスタイルを選択する。MBR(マスターブートレコード)はWindows XP以前のOS(基本ソフト)でも使用可能だが、2TBまでの容量しか扱えない。GPT(ガイドバーティションテーブル)はWindows Vista以降の64bitのOS専用。今回はディスク容量を気にする必要がないGPTを選択して「OK」をクリック
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ディスク2が「ベーシック」に変わっている。しかしこの状態でもまだ上部では認識されていない。今度は右側の「未割り当て」と表示されている付近を右クリックしてメニューを開き、「新しいシンプルボリューム」を選択
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ボリュームサイズを指定する。複数のパーティションを作成しないなら、そのままの値で「次へ」をクリックしよう
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ドライブ文字を割り当てる。付けたり外したりしたときに、分かりやすい文字にしておくのがお勧めだ。今回は初期表示された「F」のままにした。ほかのオプションは変更せずに「次へ」をクリック
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ボリュームのフォーマット形式を設定する。よく使われるのが「FAT32」と「NTFS」だ。Windows XP以降のOSがインストールされているなら、1ファイル2TBまで扱える「NTFS」を選択して「次へ」をクリック
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これで外付けSSDが使えるようになった。パーティション名は「F」となっている
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