SSD、ドライブケース購入時の注意点

 内蔵型SSDは、どんなところに注意して購入すればいいのだろうか。まず間違えないでほしいのは内蔵型SSDとドライブケースを接続する端子だ。ドライブケース側の端子は「シリアルATA(SATA)」がほとんどなので、内蔵型SSD側も同じ端子のものを選ぶ必要がある。「IDE」「mSATA」「M.2」などの端子を搭載するモデルもあるが、それらでは接続できないと思ったほうがいい。

 続いて処理速度。SSDは基本的に高速なのだが、シーケンシャルリード/ライト(大きいファイルを読み書きする速度)は500MB/s以上、ランダムリード/ライト(小さいファイルを読み書きする速度)は70000IOPS以上を目安にするといいだろう。

 SSDのサイズもポイントになる。サイズは必ず「2.5インチ」のものを選ぶこと。「1.8インチ」の製品もあるが、ドライブケースに合わない。なお、持ち運びを考えると、重量は軽ければ軽いほどいいのだが、そもそもSSD自体が軽いので、あまり気にする必要はないだろう。

 最後は容量だ。当然とはいえ、容量が大きいほうが価格が高くなる。今回、マイクロンの「Crucial MX500」シリーズで1GB当たりの価格を比較してみたところ、結果は下表のようになった。表からは、2TBのSSDを買うより、1GB当たりの価格が安い1TBのSSDを2台買ったほうがお得になることが分かる。

●マイクロン「Crucial MX500」シリーズの場合

容量 価格 1GB当たりの価格
250GB 6769円 27.076円
500GB 1万960円 21.92円
1TB 2万689円 20.689円
2TB 4万5500円 22.75円

 一方、ドライブケースにも見ておくポイントがある。ドライブケースは内蔵型HDDにも対応するために厚さが9.5mmのものが多い。しかし、ほとんどの内蔵型SSDの厚さは7mm程度。この差を埋めるためには「スペーサー」という隙間を埋める部品が必要だ。また、はじめから厚さ7mmに対応している製品もある。ドライブケースを購入する際は、SSDと合う厚さかどうかの確認を忘れずに。

 繰り返しになるが、ドライブケース側の端子がSSDと同じものかどうかの確認は必須だ。また、SSDの速さを生かすためには、パソコンに接続するUSBケーブルの規格はUSB 3.0以上が望ましい。

 SSDの着脱に工具が必要かどうかも重要なポイントだろう。工具不要の製品であれば交換も簡単だ。逆に、工具が必要ものは、しっかり固定できるというメリットがある。

 最後は価格。高額すぎるドライブケースを買って既製品より高くつくようでは元も子もない。1000円から2000円程度の製品が妥当だろう。