アップルが新しい「Apple TV」を間もなく発売する。これまでのApple TVと比べると、見た目はちょっとぶ厚くなったぐらいの違いしか分からないほど。ただ、iPhoneで高く評価されているアプリによる拡張性やSiriによる音声操作が取り入れられて、機能と使い勝手の両面で大幅に改良された。使いこむほどに日々新たな発見が楽しめるようになったともいえるだろう。Apple IDのアカウントやWi-Fiアクセスポイントの暗号キーなど、機器の利用に必要な情報を入力することなくセットアップできる工夫など、アップルらしいスマートさもうかがえた。

久々のフルモデルチェンジで機能や装備を一新したApple TV。内蔵メモリーの容量が異なる2モデルを用意しており、実売価格は32GBモデルが1万8400円、64GBモデルが2万4800円となっている
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 新しいApple TVの注目ポイントは以下の通りだ。

■新「Apple TV」のおもな特徴
・セットアップがとても簡単、3分もかからず使えるように
→手持ちのiPhoneからApple IDやWi-Fiアクセスポイントの情報を取得することで、余計な情報入力の手間をバッサリと省略
・新しいリモコン「Siri Remote」の使い勝手が大幅に向上
→先端のタッチパッドで項目をスムーズに選択、充電池の採用で乾電池を探す心配もなし
・見たい映画の検索や早送りなどはSiriを用いた操作が主体に
→Siriならではの高い認識精度は健在、該当するコンテンツの検索も素早くストレスを感じない
・App Store経由でアプリの追加に対応、ゲームも楽しめる
→アプリの数はまだ少ないが、今後コンスタントな拡充が見込める
Apple TVの底面は98×98mmで、幅が77.9mmのiPhone 6s Plus(右)よりも2cmほど大きいぐらい。旧モデルで定評のあるコンパクトさは健在だ
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背面にはHDMI端子と有線LAN端子を搭載。上には、新しいMacBookでおなじみのUSB Type-C端子を備えるが、一般ユーザーは基本的に使わない
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