今年になって、新規格「USB PD(Power Delivery)」に対応した大容量のモバイルバッテリーが各社から発売されるようになってきた。USB PDは標準化団体のUSB-IFが策定した、主にUSB Type-C端子でスマホやパソコンに急速充電などを実現する大電力を供給するための業界標準規格。アップルがMacBookでいち早く採用し、最新のレッツノートやSurface Goなど省電力なノートPCでの採用も増えている。Androidスマホではハイエンドモデルの多くがUSB PDの急速充電に対応。iPhone 8以降やiPad Proも、専用ケーブルは必要だがUSB PDでの急速充電が可能になった。

USB Type-C端子を使った業界標準の充電規格「USB PD」が普及。USB PD対応モバイルバッテリーなら、最新のスマホを急速充電できるほか、対応ノートPCも充電可能だ。非公式ながらNintendo Switchも、対応をうたっているUSB PD対応モバイルバッテリーなら急速充電できる
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 USB PDに対応した大容量のモバイルバッテリーは、災害など、スマホやノートPCの充電環境がない場合にも重宝だ。20000mAh以上の大容量USB PD対応モバイルバッテリーなら、スマホを4回分以上フル充電できる。また、モバイルバッテリー自体の充電も高速だ。日常、さまざまなデジタル機器を活用している人の場合、一家に1台あると便利な製品といえる。

 この記事では、USB PD対応モバイルバッテリーの利点に加えて、対応スマホ・パソコンの情報、現在発売されているUSB PD対応モバイルバッテリーのお薦め3モデルを紹介していく。