自分の使い方が分かっていれば無駄を極力減らせる

 nuroモバイルの容量プランは、自分が使う通信量に見合った最適なプランを選びやすいのが利点だ。

 例えば、毎月6GB使う場合、楽天モバイルなら3.1GB/5GB/10GB/20GB/30GBから月10GB(音声付きSIMの月額料金2960円)のプランを選ぶことになり、どうしても無駄が出てしまう。この点、月6GBまで(同2200円)の容量を選べるnuroモバイルなら、可能な限り無駄を減らせるのだ。

 また、データ前借りも、最適なプラン選びに一役買うサービスだ。

 必要な通信量をギリギリ満たすプランを選んでいると、旅行や出張などで一時的に通信量が多くなった月は、容量を使い切ってしまうかもしれない。そんな場合でも、翌月分から前借りができれば、追加料金を払って容量をチャージしたり、遅い速度で耐えたりせずにその月を乗り切れるだろう。

 通信容量が毎月ほぼ一定のユーザーなら、1GB刻みで選べる通信容量とデータ前借りを組み合わせることで、最適なプランに調整しやすい。

 一方で、nuroモバイルには他の格安SIMが提供している大容量プランが用意されていないが、それは時間プランを使うことで対応できる場合がある。

 通信容量を大きく消費する原因の一つがYouTube、Hulu、AbemaTVといった動画や映像の配信サービスだが、時間プランであれば、通信量は関係なく、利用時間や利用時間帯のみを管理すればいい。「YouTubeを2時間視聴したから、今日の残りは3時間」といったように、高速通信できる残り時間を直感的に把握しやすい。オンライン動画をよく見るような人には、時間プランはお薦めできるプランだ。

 ただし、LINEやSNSで頻繁にやりとりする人は、時間プランに注意も必要だ。アプリやサービスを使うたびに残り時間を消費してしまい、利用時間が足りなくなることがあり得る。SNSを頻繁に利用する人は、通信容量で管理するプランを選択したほうがいい。かつ、月10GBで足りないという場合は、他社の大容量プランのほうがお得な可能性が高い。

(文/松村武宏)