スマートフォンのハイエンドモデルでイヤホン端子を廃したものが増えていることもあって、近年のヘッドホン/イヤホンのトレンドは「ワイヤレス」が主役だ。それと同時に訪れているのが、スピーカーの「スマート」化の波。さらに欧州を中心に「ノイズキャンセリング」という付加価値を備えたモデルが存在感を増している。欧州の状況は日本市場の次の展開を見るのにも参考になる。欧州の都市部では日本と同じく電車で通勤する人が多く、騒音軽減の需要があるためだ。そこで、欧州のトレンドから日本のオーディオの次を占ってみよう。

9月のIFA 2018ではソニーもノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホンの「WH-1000XM3」を発表した
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ワイヤレスかつノイズキャンセリング

ドイツの名門ブランドbeyerdynamicは、同ブランド初となるワイヤレス・ノイズキャンセリング対応ヘッドホンの「LAGOON ANC」、イヤホン版の「BLUE BYRD ANC」をIFA2018に出展していた。米国のヘッドホンブランドのスカルキャンディは、同社初のノイズキャンセリング対応ワイヤレスヘッドホン「Venue」を発表。日本でも11月2日に発売する。紛失したときにどこにあるのかをトラッキングできる忘れ物防止タグ「Tile」を内蔵しているのがユニークだ。

beyerdynamicのノイズキャンセリング対応ヘッドホン「LAGOON ANC」
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beyerdynamicの「BLUE BYRD ANC」
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スカルキャンディの「Venue」。グローバルの販売価格は179ドル。日本の販売価格は1万9800円
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 ワイヤレスで人気を加速させているヘッドホン/イヤホンは、通勤時も快適に音楽に集中できるノイズキャンセリングと併せて広がりつつあると言える。