掃除機のトレンドが大きく変わった。コードレスのスティック掃除機が次々と発売されている。パワー重視タイプと軽さ重視タイプに分かれているが、いずれも特徴のある製品ばかり。掃除機のトレンドについて家電コーディネーターの戸井田園子さんが解説する。

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 「そろそろ掃除機を買い替えるタイミングなら、コードレスで使えるスティック掃除機を選びましょう。スティック掃除機は、小回りが利いてすぐに使えるのが利点。この利点を生かすには、コード付きよりコードレスがお薦めです」(戸井田さん)

 今使っている掃除機がコード付きのキャニスターなら、買い増しするのもいいだろう。コードレスのスティック掃除機のみだと、割れた食器を片付けたいなど、急いで使いたい場合に充電が間に合わないこともあり得る。普段使いとしてスティック掃除機、いざというときはコード付きキャニスターと、うまく使い分けるのが合理的だ。

 今年発売されたスティック掃除機は、コードレスが目白押し。その理由は、「ダイソンの“コードからの決別”宣言で業界に激震が走ったから」(戸井田さん)。これをきっかけに、市場全体が“これからのメインはコードレス”という流れになったという。

コードレスのスティック掃除機の選び方

 ここからは製品選びポイントを考えてみよう。コードレスのスティック掃除機でよく知られているのはダイソンとマキタの2メーカー。ダイソンの魅力は「パワー」、マキタの魅力は「軽量化」と、それぞれ特徴がある。

 「この2社に他のメーカーが追随し、“パワータイプ”と“軽量タイプ”という2つの派閥が生まれたのが今の市場です。今年の夏から秋にかけて発表された新製品は、いずれもこの2つのタイプを意識したものばかり」と戸井田さん。そのうえで、各メーカーが工夫を凝らし、さまざまな特徴をうたっているという。今はまさに、掃除機市場のカンブリア期! 百花繚乱の新製品の中から、自分にあった1台を選びたい。