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 格安SIMには、毎月の通信容量に制限がない「使い放題プラン」がある。一見、魅力的に見えるが、通信速度が遅くなりがちなため、速度を求めるユーザーからは敬遠されてきた。だが今、多くのMVNO(仮想移動体通信事業者)が大容量プランを提供する中、使い放題プランを選ぶメリットはあるのだろうか。今回は、改めて通信速度が高速なタイプの使い放題プランについて、その通信品質を検証してみたい。

 まずは、主なMVNOから提供されている使い放題プランをチェックしておこう。

●U-mobileの「LTE使い放題」(高速タイプ)

 U-NEXTの格安SIMサービス「U-mobile」は、通信速度が高速の「LTE使い放題」を提供している。

 音声付きSIM向けのプランは、最低利用期間が6カ月間の「LTE使い放題」(月額2980円)と、12カ月間の「LTE使い放題2」(月額2730円)がある。最低利用期間と月額料金以外は同じなので、他社に乗り換えたり解約したりする予定がないなら、LTE使い放題2を選ぶのがいい。データ通信SIMは月額2480円の1種類のみとなる。

U-mobileの料金プラン
下の2つが使い放題プラン
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●DTI SIMの「ネットつかい放題」(高速タイプ)

 DTIの「DTI SIM」は、通信速度が高速の「ネットつかい放題」を提供している。月額料金は音声付きSIMが2900円(最低利用期間は12カ月間)、データ通信SIMが2200円だ。

DTI SIMの料金プラン
一番下が使い放題プラン
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●楽天モバイルの「ベーシックプラン」(低速タイプ)

 楽天の「楽天モバイル」は、通話料割引サービスが付属しない「組み合わせプラン」のひとつとして、低速の「ベーシックプラン」を提供している。

 ベーシックプランの通信速度は上り/下りともに最大200kbpsで、通信容量を使い切ったあとの速度と同等だ。その代わりに月額料金は安く、音声付きSIMでは1250円(最低利用期間は12カ月間)、データ通信SIMでは525円しかかからない。

楽天モバイルの料金プラン(組み合わせプラン)
一番上が使い放題プラン
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UQ mobileの「データ無制限プラン」(低速タイプ)

 auのネットワークに対応するUQコミュニケーションズの格安SIMサービス「UQ mobile」は、通話料割引サービスが付属せず、通信速度も低速の「データ無制限プラン」を提供している。

 データ無制限プランの通信速度は上り/下りとも500kbpsと、一般的な格安SIMにおける制限時の速度よりも速い。画質を低くすれば動画の再生も可能だが、過度な期待はしないでおこう。

 月額料金は音声付きSIM向けの「データ無制限+音声通話プラン」が2680円(最低利用期間は12カ月間)、データ通信SIM向けの「データ無制限プラン」が1980円だ。

上から2段目と4段目が使い放題プラン
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