東京ゲームショウ2018の最終日、9月23日のガンホーブースステージには、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの社長CEOで『妖怪ウォッチ ワールド』のエグゼクティブプロデューサーである森下一喜氏と同作ディレクターの昇耕一氏に加え、レベルファイブ社長/CEOの日野晃博氏が登場。同作の今後の展開を発表した。

ガンホー・オンライン・エンターテイメントの森下一喜社長CEO(右)と昇耕一氏(左)レベルファイブ社長/CEOの日野晃博氏(中央)
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 妖怪ウォッチ ワールドはガンホーとレベルファイブが共同で開発したスマートフォン向けゲーム。GPSの位置情報を利用し、地図上に放たれた妖怪を探索、捕獲する。『ポケモンGO』にも似ているが、獲得した妖怪を自分以外のプレーヤーにヒョーイ(憑依)させることで妖怪を遠くまで移動させられるのが特徴だ。2018年6月に配信を開始し、9月14日で200万ダウンロードを達成した。ガンホーの森下社長CEOは「位置ゲームというと自分でいろいろなところに行かなければいけないのが一般的だが、妖怪ウォッチ ワールドはその場にいながらも遊べる」とその強みを改めてアピールした。

妖怪ウォッチ ワールドは9月14日で200万ダウンロードを達成した
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 今年のゲームショウに合わせては新しい妖怪を発表。近日登場するという。加えてこの日のステージでは、日野社長をモデルにした妖怪「日ノ神」の追加についても明らかにした。日ノ神はこれまで『妖怪ウォッチ ぷにぷに』などにも登場している。「本人よりも人気が高く、登場させると売り上げが上がるくらい」と日野社長。デスクの足元にあるのは「徹夜を強いられたりした開発スタッフの魂」といった冗談で会場の笑いを誘った。登場時期やステータスなどは未定。

近日登場予定の新しい妖怪
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日野社長をモデルにした妖怪「日ノ神」も追加予定
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 イベントの後半では、妖怪ウォッチ ワールドで取得したユニークなデータを披露。例えば、1日に100km以上移動するユーザーが多い都道府県は静岡県がトップ。次いで、福島県、岩手県、山口県、栃木県と続く。ガンホーの昇氏はこの結果について新幹線が多い県が上位に入ったと分析した。

100km以上移動するユーザーが多い都道府県のトップ5
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 一方、お出かけ率が高い、すなわち移動距離ゼロのユーザーが少ない都道府県の1位は東京都を抑えて佐賀県。これは森下氏、昇氏も意外だったようだ。

お出かけ率が高い都道府県のトップ5
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 「妖怪の木」が多い市区町村では、東京都千代田区がトップになった。また、福岡市博多区や北海道千歳市など空港がある都市、東京ディズニーランドがある千葉県浦安市のように人気のランドマークがある市区町村も妖怪の木が多い傾向があると分析して見せた。

「妖怪の木」が多い市区町村トップ10
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 また、レアキャラ「宝石ニャン」のすみかも公表。いずれも訪れる機会が少ない地方都市だが、「ほかのユーザーにヒョーイさせるなどして探索、捕獲にチャレンジしてほしい」(森下社長CEO)とした。

宝石ニャンのすみか
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(文・写真/平野亜矢)