「このキャラ好みなんだけど、もうちょっとマッチョだったら完璧!」とか、「このキャラがもっと渋めの声だったら神!」なんて、わがままな妄想をした乙女は世界で5億人以上(推定)はいるはず。リアルで完璧に理想の“カレシ”に出会う確率の分母なんて天文学的な数字なんだから、せめてゲームくらいは夢をみたい。

 IVRが提供する『VRカレシ』(iOS、Androidで配信)は、世界で初めて3Dキャラメイク機能を搭載した恋愛アプリゲーム。カレシとなるキャラ「アキト」の体形や髪形、肌の色、筋肉量などを自由に選んで設定できる。体型や髪型は珍しくないが、画期的なのが筋肉量ですよ、お嬢さん! スレンダーから細マッチョも、がっつりムキムキも思いのまま。さらにキャラボイスは、声優の森久保祥太郎、鈴木千尋、細谷佳正から好みのものを設定できる。ああ、素晴らしい。

 実はIVRは、美少女とリアルで濃密なコミュニケーションが楽しめるVRコンテンツとして異例のヒットを見せた『VRカノジョ』を制作したイリュージョンのVRコンテンツの開発に特化した子会社。それだけにグラフィックの美しさは特筆もの。特にVRのなめらかな動きには、ホントにうっとりする。

 美少女ゲームを得意としてきたIVRにとっては、初の女性向けコンテンツでもある。「男性向けのゲームは、直接的で露骨な表現や描写のほうが好まれましたが、『VRカレシ』では、遠回しながらも思わせぶりな表現で、じらされながら距離を縮めていけるような内容にしています」と語るのは、IVRの田中修一氏。

 東京ゲームショウ2018では、ゲームの舞台となる喫茶店「はるかぜ」をイメージしたブースで、ゲーム本編のVRモードを体験できる。

 まず、ブースに入ってびっくり! なんとそこにはイケメンコンシェルジュがいて、笑顔で迎えてくれるじゃないの。イケメンに促されるまま、自分の名前と希望の声優をタブレットに入力。声優はランダムをチョイスした。

 眼の前で丁寧にコーヒーを淹れてくれるアキト。動きや肌の質感がとってもリアルだ。個人的にはアキトの愛犬が大好きな黒柴であったのがかなりポイント高い。アキトの動きに合わせて声が近くなったり遠くなったり。「え! うわっ! 耳が死ぬ!」なんて超接近もあり。そして最後に名前を入力した意味が理解できるおいしい結末で幸せになれる。

恋人に振られたばかりの主人公(プレーヤー)は幼なじみのアキトと久しぶりに再会。ひょんなことからアキトが働く喫茶店の2階に住むことになった――という設定で始まる恋の物語。アキトが美しい
[画像のクリックで拡大表示]
VR体験は10分近くあり、十分に満足できる濃い内容。声優をランダムチョイスしたら鈴木千尋だった。ツンとしたりデレたり、様々な表情を見せてくれるアキトくん。
[画像のクリックで拡大表示]
ブースではイケメンがお出迎え。優しい笑顔でVR体験の遊び方の説明をしてくれる。イケメンと2人っきりの個室というのも高ポイント。
[画像のクリックで拡大表示]
VR体験すると、VRゴーグル「ハコスコ」がプレゼントされる。黒柴のイラストがかわいい!
[画像のクリックで拡大表示]

(文・写真/永浜敬子)