課金の代わりに「うんこ報告」

 開発チームの一人、システムエンジニアのくまがいみのる氏によれば、うんコレは「大腸がん検診受診率の向上を目指して作ったもの」だという。諸外国と比べて日本は受診率が低く、特に若者が関心を持っていないことが大きな問題となっているという。そこで「うんこの状態を毎日報告すれば、課金の代わりにガチャを回してレアキャラをゲットできる」というゲーミフィケーションの要素を取り入れた。

 ゲーム画面で「カンベン」(観便の意味)を選び、日々のうんこの状態を報告する。

ゲーム画面で「カンベン」(観便の意味)を選び、日々のうんこの状態を報告する
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 色がどうだとか形がどうだとかを選択肢から選び、必要に応じて追加の情報も入力する。例えば便が「赤い」といっても、赤色色素を含む食べ物を食べただけという可能性もあるからだ。

うんこの状態を選ぶ
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 報告(カンベン)を終えると、カンベンボーナスとして「雲母」が手に入る。これをためることで美少女キャラクターがゲットできるガチャに挑戦できるという仕組みだ。一般的なソーシャルゲームのログインボーナスと同じように、毎日続けると多くのボーナスをもらえるといった要素もあるという。

毎日のうんこ報告(カンベン)をすることでもらえる「雲母」
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 ちなみに美少女キャラクターのカードがもらえるといっても、そのキャラクターは大腸菌を擬人化したもの。例えば人間名「アリス」のキャラクターには、別に大腸菌の学名「ビフィドバクテリウム・アニマリス」といった名前も付いている。

うんこ学会のブースでは、大腸がん検診啓発用の「直腸診体験うちわ」というこれまた衝撃のグッズも無料で配っている
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 2013年ころから開発していて現在もまだ開発中(サーバーサイドなど)だというこの「うんコレ」。気になるリリース時期については「11月に発表する予定」だという。期待して待ちたい。

(文・写真/斉藤 栄太郎=nikkei BPnet)