米アップルは2018年9月12日(現地時間)、「Apple Watchシリーズ」の最新モデル「Apple Watch Series 4」を発表した。9月14日に予約を開始し、9月21日に発売する。直販価格はGPSモデルが4万5800円からで、GPS+CELLULARモデルが5万6800円から。

「Apple Watch Series 4」(直販価格4万5800円から)。サイズは40mmモデルと44mmモデルの2シリーズをラインアップする
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 Apple Watch Series 4は、Apple Watchシリーズが2015年4月に登場してから初めてのデザインリニューアルとなる。従来モデルは38mmモデルと42mmモデルの2シリーズ展開だったが、新モデルでは40mmモデルと44mmモデルの2シリーズになり、ディスプレーは従来モデルに比べて30%以上大型化した。ディスプレーが大きくなったことで画面デザインも刷新。心拍数やアクティビティ、ミュージック、ワークアウトなどなど、最大8つの情報を1つの画面に表示できるようになった。

40mmモデルは38mmモデルに比べて約35%、44mmモデルは42mmモデルに比べて約32%ディスプレーが大型化した
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ディスプレーには心拍数やアクティビティ、ミュージック、ワークアウトなどなど、最大8つの情報を表示できる
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 心臓部のSystem in Package(SiP)には新開発の「S4チップ」を搭載。処理速度は従来モデルの最大2倍に向上。スピーカーの音量も約50%アップしたとのことだ。

 電力効率を向上させるLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)テクノロジーを採用することで、1回の充電でバッテリーが1日中(最大約18時間)持続するようになったのも大きな変更点だ。

 Apple Watchを操作するりゅうず型の「デジタルクラウン」は、スクロールすると触覚的な反応が返ってくるように進化した。

デジタルクラウンは、触覚的な反応が返ってくるように進化した
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不整脈の兆候を検知する機能を搭載

 Apple Watchは従来からヘルスケア機能をアピールしていたが、さらに進化を遂げている。光学式心拍センサーは、基準値を上回った場合に加え、ユーザーが運動していないと思われるときに心拍数が基準値を10分間下回ると、心拍数が低いことを通知する機能も搭載した。不整脈の兆候として見られる「徐脈」を検知できるという。さらに、デジタルクラウンにタッチし続けると、心臓の動作を計測して心電図を作成する機能も新たに備えた。

心拍センサーを搭載
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心拍数が低いことを通知する機能も新たに搭載した
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心電図を作成する機能も備えている
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 さらに、転倒検知機能も追加。転倒とみられる事故が起きると転倒を知らせるアラートが届き、そこから緊急通報サービスに簡単な方法で電話をかけたり、アラートを解除したりできる。1分経過してもユーザーから反応がない場合、緊急電話が自動的に発信され、ユーザーが指定した緊急連絡先にメッセージが送信される機能なども備えた。

 Apple Watch Series 4は、シニア層にとって特に使い勝手のいい進化を遂げたといえるだろう。

転倒を検知してからユーザーの反応がないと、自動的に緊急連絡する機能なども搭載した
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(文/安蔵靖志)