4. 機能面での違いはあるのか

 料金も曲数も音質も大差ないとしたら、ユーザーが注目すべきはどんな点なのだろうか。各サービスでどんなことができるのか、以下の観点からまとめてみた。

 まずはオフライン再生である。これは、購入していない楽曲でも端末にダウンロードしておける機能で、ダウンロードした楽曲はインターネット接続がない環境でも再生できるようになる。ネットに接続したまま楽曲を再生すると通信量が膨大になるので、必須とも言える機能だ。ちなみにSpotifyの無料プランではオフライン再生に対応していない。

 なお、各アプリのオフライン再生機能でダウンロードした楽曲は、そのアプリでしか再生できない。また、サービスを退会するとオフライン再生機能そのものが利用できなくなる。

 一方、ダウンロード購入した楽曲なら音楽ファイルとして移動やコピーができるようになり、他の音楽アプリでも再生が可能になる。Prime MusicとMusic Unlimitedは「Amazon Music」アプリで、Apple Musicは「iTunes Store」でダウンロード購入できる(Spotifyは無料プラン、Premiumプランともに非対応)。 ただし、「iTunes Store」でダウンロード購入した楽曲やCDから取り込んだ楽曲の場合、Android版の「Amazon Music」アプリでは再生できるが、iOS版では不可能だ。

 楽曲の再生履歴などを学習して好みに合いそうな楽曲やアーティストをお薦めしてくれるレコメンド機能やアプリのユーザーインターフェースにも違いはあるが、このあたりは好みが分かれるので、実際に利用してみるのがいいだろう。

【まとめ】
・Spotifyではダウンロード購入ができない。また無料プランではオフライン再生ができない
・ダウンロード購入ができるのは「Amazon Music」アプリのみ
・レコメンド機能の精度やユーザーインターフェースに違いがある