どの製品がおすすめなのか

 今回、5000円以下のBluetoothイヤホンの人気機種をチェックしたが、製品別に大きな傾向の違いが現れた。

 まず、通話機能を重視したBluetoothヘッドセットとしての位置づけが強いモデルが、エレコムのLBT-HPC11AVとバッファローのBSHSBE32RDの2機種だ。

 エレコムのLBT-HPC11AVは小型・スリムなデザイン、バッファローのBSHSBE32は片耳・両耳に両対応の機能性が売り。ただし、音楽用途をメーンには作られていないようで、サウンドは今ひとつだった。

 国内メーカーの製品で音楽にも向いているモデルが、エレコムのLBT-HP05NMPBK、ソフトバンクセレクションのSB-WS31-SBCO/BKの2モデル。

 エレコムのLBT-HP05NMPBKは見た目は他のBluetoothヘッドセットに近いが、高音域と低音域がよく聞こえて、J-POPに合うサウンドを実現している。大手量販店で買える入手のしやすさもメリットだ。

 これら日本メーカー製品はワンセグ音声のSCMS-Tも対応するため、スマホでワンセグを見る人におすすめしたい。

 ソフトバンクセレクションのSB-WS31-SBCO/BKは、クリップ型というデザインと操作性の良さが魅力。サウンドも低音のエネルギー感と中高域とのバランスが良く、まとまっている。音質と操作性を両立したモデルとして狙い目だ。

 そして驚きだったのが、Anker、SoundPEATSという、主にアマゾンで販売されているブランドの圧倒的なコストパフォーマンスの良さだ。

 AnkerのSoundBuds Sport IE20は中域までシャープで、音の見通しの良さを備えている。SoundPEATSの2製品はスポーツ向けモデルとなるが、QY-8は低音重視、QY-7はバランス重視でいずれも高水準。音質の満足感は非常に高かった。

 ただし、ワンセグ音声のSCMS-Tに対応しない点は割り切るべきだろう。

折原のイチオシ
SoundBuds Sport IE20(Anker)

[画像のクリックで拡大表示]

 音質で選ぶならAnkerのSoundBuds Sport IE20、あるいはSoundPEATSのQY-8、QY-7の3強になるが、本体のコンパクトさを含め、イヤホンとして取り扱いやすいSoundBuds Sport IE20をおすすめしたい。

(文/折原一也)