2.無料で使える容量が全然違う!

 オンラインストレージを使える写真管理アプリの良いところは、iPhoneに写真が残っていなくても、必要があればウェブ上のデータをダウンロードできるところだ。端末の写真を削除することでストレージが有効に使える上、もしiPhoneが故障して本体のデータが消えてしまっても、簡単に画像を復元できる。

 写真アプリが対応しているiCloudの場合、無料で使えるストレージ容量は5GBだ。では無料の5GBだと、いったい何枚の写真を保存しておけるのだろうか?

 iPhoneの最新機種の画素数は1200万画素であり、写真1枚のファイルサイズは約4.5MBになるといわれている。計算すると約1111枚で5GBがいっぱいになることが分かる。もちろん、写真以外にも容量を割り当てれば、保存できる量はさらに減る。今、著者のiPhoneには620枚ほど写真が入っていて、あと500枚ほどでiCloud上に保存できなくなってしまうことになる。

iCloudがいっぱいになったら「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」から有料プランに変更することになる。表示されている料金は税込み
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 一方、Googleフォトはどうだろうか。このアプリはGoogleドライブというクラウドに画像を保存するのだが、そのときユーザーには選択肢が2つある。1つは「元の画質」という選択肢。これは分かりやすく、そのまま画像を保存する方法だ。無料で利用できるのは15GBなので、iCloudの場合と同じ計算をすると約3333枚の保存が可能だ。

 そして2つ目の選択肢が「高画質」。これは1600万画素以上の写真を1600万画素まで、1080p以上の動画を1080pまで、それぞれ圧縮してから保存することで無制限にアップロードできるのだ。

 最新のiPhoneで撮れる写真は1200万画素であり、動画も4Kか1080p。つまり「高画質」を選んでも、4Kで撮った動画が1080pに圧縮される以外はそのまま保存しておけることになる。

 なお、「高画質」を選んだ場合、iPhoneの画像は容量的には圧縮される。公称では画素数に変化はないとされているし、著者が見ても差は分からないレベルだが、どうしてもオリジナルの状態で保存しておきたい写真や動画は「元の画質」を選択したほうが無難かもしれない。

画質選択場面。「高画質」は容量を圧縮し、「元の画質」はそのまま保存する
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