選定の際は、サービスやサポートにも注意

 段階制プランは、毎月の通信量が基本的に少ないユーザーや、タブレットなどで使うサブ回線のコストを抑えたいようなユーザーに向いている。

 通信量が少ない月は、月額料金も安くて済む。普段より通信量が増えた月があっても、通信容量が毎月一定のプランとは違って速度制限を受けにくい。また、普段はあまり使わないサブ回線では、通信量が限りなくゼロに近い月は最低ラインのコストで維持できる。

 大手携帯電話会社とMVNOの段階制プランを比べると、コスト面ではMVNOが有利だ。例えば、auピタットプラン(シンプル)で月5GBまで通信すると5980円だが、nuroモバイルの0SIMとなら音声付きSIMでも2300円で済む。より安い段階制プランを求めるなら、MVNOがおすすめだ。

 一方、MVNOには大手携帯電話会社のキャリアメールが使えなかったり、店頭でのサポートが受けられなかったりといったデメリットもある。充実したサービスやサポートを求めるのなら、大手携帯電話会社の段階制プランを選ぶべきだろう。

 ただし、段階制プランには、通信量が多い月はコストが割高になるというデメリットがある。目安としては、大手携帯電話会社なら月5GB以上、格安SIMなら月2GB以上通信するという人は、毎月一定の通信容量が使えるプランを選ぶのがいい。

(文/松村武宏)