アップルのAirPodsと同じ機構を搭載

 読者の中にはBeatsは急に登場し、メジャーになったブランドと感じる人も多いかもしれない。洋楽好きなら「アーティストのPVによく登場するブランド」というイメージもあるだろう。

 Beats、正確には「Beats by Dr. Dre」は、著名なヒップホップラッパーで音楽プロデューサーでもあるDr. Dreと同じく音楽プロデューサーのJimmy Iovineが2008年に共同設立した新興のヘッドホンブランド。創業直後から強烈な重低音を特徴とするサウンドと、アーティストやスポーツ選手を使ったメディア露出戦略が大成功し、またたく間にヘッドホン/イヤホン分野で米国のトップブランドにまで成長した。2014年には米アップルに買収され、Beatsブランドのまま、アップルストアでアップル純正品と同じように販売されている。

 そんなBeatsが送り出したネックバンド型のワイヤレスイヤホンの人気モデルが「BeatsX」だ。

アップル製品と同じように売られているBeats by Dr.Dreの「BeatsX」。実売価格は1万5980円
[画像のクリックで拡大表示]

 2018年現在、Beatsのワイヤレスイヤホンの最大の特徴と呼べるのが、アップルの「W1チップ」を搭載していること。アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」と同じく、電源を入れてiPhoneの近くに置くと、自動でペアリング画面が現れる。AirPods以外では唯一のワイヤレスイヤホンなのだ。

 Beatsらしい低音をしっかりと利かせたサウンドも健在。かつては重低音好き、洋楽好きの定番だったが、アップルの“半純正”とも呼べる立ち位置を築いたことで接続の簡単さや安心感もアップ。iPhoneユーザーなら万人にお薦めのブランドとなった。