重低音に妥協しない米国の名門・BOSE

 完全ワイヤレスイヤホンを発売して最も成功したブランドの一つが、米BOSE(ボーズ)だ。1964年にマサチューセッツ工科大学(MIT)教授でもあるアマー・G・ボーズ博士によって創業されたBOSEは、NASAのスペースシャトルにもスピーカーを納入した音響機器の世界的な名門。航空機用、そして民生品へとヘッドホンのノイズキャンセル技術を導入、展開してきた先進的なオーディオ技術集団でもある。

 そんなBOSEが2017年11月に発売した完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Freewireless headphones」は、同社の近年のイヤホンで最大のヒットモデルとなった。

重低音が魅力のBOSEの完全ワイヤレスイヤホン「SoundSport Freewireless headphones」。実売価格は2万9180円
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 SoundSport Freewireless headphonesの何よりの特徴は、現代的な洋楽にマッチするBOSE流のリッチな重低音サウンド。片耳9gというサイズは完全ワイヤレスイヤホンとしては最大級でやや面食らう。だが、独自のシリコーン製イヤーピース「StayHear+ Sportチップ」をS/M/Lの3サイズ同梱し、耳のサイズに合うよう取り替えられるようにすることで装着性を確保。完全ワイヤレスイヤホンの黎明期から重低音の沈み込みに妥協せず、BOSEの得意とする豊かな音楽体験で勝負した――そんなBOSEの一貫したサウンド思想が支持を集めた一番の理由だ。

独自のシリーコン製イヤーピース「StayHear+ Sportチップ」で大きくても落ちにくくした
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