2万円台半ばで買えるおしゃれな防水デジカメ

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富士フイルム

FinePix XP120

実売価格:2万6000円

 あまり知られていないが、防水デジカメ界でベストセラーとなっているのが富士フイルムの「FinePix XP」シリーズだ。デジカメの黎明期から存在したFinePixで唯一の生き残りでもある。20mの防水性能や1.75mの耐衝撃性能、防塵性能など、防水デジカメに求められる機能をしっかり備えつつ、ライバル機種よりもひと回り以上安い2万円台半ばの手ごろな価格に抑えた点が幅広い層に高く評価されている。

 最新モデル「FinePix XP120」のポイントといえるのが、防水デジカメであることを感じさせないスリムなデザインだ。防水デジカメは、アウトドアギア風のゴツゴツとした男性好みのデザインを採用する機種が多い。だが、XP120はなめらかな流線型のデザインを採用しており、言われなければ防水デジカメだとは分からない。アウトドア以外のシーンで浮いてしまうことがないので、日常的に使いたい人に向く。低価格ながら安っぽさを感じさせない仕上げも評価したい。

流れるようなデザインが特徴の「FinePix XP120」。実売価格は2万6000円前後と手ごろだが、安っぽくはない
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操作ボタン類はオーソドックスで扱いやすい。液晶も92万ドットの3型で、視認性はとてもよい
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 機能は全般的にシンプルでライバル機種のような接写機能などは備えないが、画面内の一部の範囲のみを動かしたショートムービーが作成できる「シネマグラフモード」がユニークだ。スマホアプリを使わず、カメラ本体だけで作成できるのは面白い。使いどころは限られるが、意外さやインパクトの大きさでSNS受けしそうだ。

FinePix XP120のシネマグラフモードで撮影したショートムービー。右半分のみを動くように指定したので、左半分は静止した状態になって面白い。撮影時間が最大5秒間と短いのは物足りなく感じる

 価格がとにかく安いうえ、誰にでもマッチするシンプルなデザインがXP120の魅力。気負わず使える手ごろな防水デジカメとして、幅広い層に薦められる。