屈指のタフネス性能、スマホとの自動連携機能も便利

1

ニコン

COOLPIX W300

実売価格:4万3000円

 ライバルよりもタフネス性能をワンランク高めた筋肉質な防水デジカメ。防水性能は30mと、本格的なダイビングにも対応。耐衝撃性能は2.4mと、このクラスでは唯一の2m超えとなる。デザインは没個性でいまひとつ面白みがないが、迷彩色のカラーバリエーションが用意されているのは男心をくすぐってくれる。

比較的オーソドックスなデザインを採用するニコンの「COOLPIX W300」。大きめのグリップが搭載されており、ホールドしやすい
[画像のクリックで拡大表示]
カラーバリエーションはオレンジとイエローに加え、カムフラージュ(迷彩色)の3種類を用意。迷彩色は男女ともに人気を集めそうだ
[画像のクリックで拡大表示]

 ニコンのコンパクトデジカメは動作がもったりとしている印象があったが、W300は意外にもキビキビしていて好印象だった。電源ボタンを押すとすぐに画面が現れて撮影スタンバイ状態になるのは評価できるし、再生モードと撮影モードの切り替わりも軽快でストレスは感じない。オートフォーカスの速度や精度も不満はない。しいていえば、背面のズームレバーが小さく堅いうえ、上下方向の操作なのがイレギュラーでやや扱いづらいと感じた。

3型液晶は92万ドットでとても見やすい。操作ボタンでは、小さなレバーで上下に操作するズームレバーがやや扱いづらいと感じた
[画像のクリックで拡大表示]

 COOLPIX W300を使っていて便利だと感じたのが、Bluetoothでスマホと常時接続するSnapBridgeに対応していること。写真を撮影するごとに、サムネイルを自動的にスマホに転送してくれるのだ。撮影したあとカメラの電源をオフにしてもバックグラウンドで転送されるので、まったくの手間いらずで済む。サムネイルといっても1440×1080ドットあり、SNSなどで使うには十分なサイズで不満はない。スマホのカメラで撮影した写真と同等の感覚で扱えるので、SNS派にとっては頼もしい。

手持ちのスマホに専用アプリ「SnapBridge」を導入して接続設定しておけば、撮影した写真を自動的にスマホに転送してくれる
[画像のクリックで拡大表示]
自動転送される写真は2メガ相当とはいえ、画像サイズは1440×1080ドットある。SNSやメール送信には十分使えるサイズだ
[画像のクリックで拡大表示]

 TG-5のようなマクロ機能は持たない割に価格はやや高めだが、頭1つ抜けたタフネス性能やスムーズなスマホ連携機能は魅力。特に、操作がキビキビとしている点は、このクラスで随一という印象を受ける。「ニコンのコンパクトデジカメはちょっと…」という印象を覆す意欲作だと感じた。