望遠と標準、モノクロとカラーなど、役割が異なる2つ以上のカメラを搭載したスマートフォンが増える中、物欲系ITライターのジャイアン鈴木が推すのが「標準+広角」という組み合わせ。その理由を「ZenFone 5Z」のレビューと共に語る。

 フラグシップスマホではカメラを2つ搭載したデュアルカメラ(ダブルカメラ)端末が主流になってきた。しかしiPhone X、Galaxy S9+、HUAWEI P20 Pro(これはトリプルカメラだが)など、そのほとんどが標準カメラ+望遠カメラの組み合わせだ。その中で珍しいのが標準+広角という組み合わせのエイスーステック・コンピューター(ASUS)製Androidスマホ「ZenFone 5Z」だ。

 筆者は仕事柄多くのスマホを購入、あるいは借用して長期使用しているが、最近望遠カメラより広角カメラのほうが使い勝手がいいのではと強く感じている。「ZenFone 5Z」のレビューをしながら、その理由をお伝えしよう。

ASUS「ZenFone 5Z」直販価格7万5384円
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 ZenFone 5Zは、ASUSが6月15日に発売したAndroidスマホ。背面に標準カメラ(1200万画素、F値1.8、光学式手ぶれ補正)と120度広角カメラ(800万画素、F値2.2、電子式手ぶれ補正)、前面に自撮りカメラ(800万画素、F値2.0)を搭載。アクションカメラ並みの120度という広い画角で写真、動画を撮影できるのが売りだ。

向かって左にあるのが標準カメラ、向かって右にあるのが広角カメラ。標準カメラには画素ピッチ1.4マイクロメートル、センサーサイズ1/2.55インチの「Sony IMX363」センサーを採用。また標準カメラには4軸の光学式手ぶれ補正機構が搭載されている
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