作ったプログラムはすぐに実行したい!

 プログラムができたら、早速実行してみましょう。多くのプログラミング言語は、プログラムコードを記述したテキストファイル(ソースファイル)を実行(exe)形式に変換するコンパイルという作業が必要です。しかし、Pythonのプログラムは、コンパイルしなくても端末アプリ上ですぐに実行できます。

 画面左上の「Menu」をクリックしてから、「アクセサリ」にある「LXTerminal」を選択すると、コマンドを入力できるようになります。Pythonのプログラムを実行するには、「python」コマンドの後にソースファイルの名前を指定します。先ほど作成したメッセージ表示プログラムのファイル名は「message.py」なので、実行するには以下のように入力します。

python message.py


 正しく実行されると、端末アプリの画面上に「Enjoy Raspberry Pi Programming.」と表示されます。

端末アプリを起動してPythonのプログラムを実行する
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カウントダウンするプログラムを作ってみよう

 プログラムコードが1行だけでは「プログラムらしさ」を感じないかもしれません。次に複数の処理や繰り返し処理をするプログラムを作ってみましょう。10から0まで1秒ごとにカウントダウンするプログラムを作成します。このプログラムでは、10から0までのカウントダウンに繰り返し処理をする「while」という命令を使います。スクラッチの「ずっと」ブロックと同じです。

 テキストエディターを起動して下図のコードを入力します。「while」と記載されている下の行から字下げしている部分を、繰り返して実行します。繰り返し処理を記述した部分は、「Tab」キーを1回押して、字下げ(インデント)します。Pythonの場合、インデントし忘れたり、インデントする数がそろっていなかったりすると正しく実行できないので注意しましょう。

10から0までカウントダウンするプログラム
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 入力したらファイルを保存します。ここでは「countdown.py」として保存します。端末アプリを起動して以下のように実行します。

python countdown.py


 すると、10から1秒ごとにカウントダウンして、表示が0になると「GO!」と表示されます。

カウントダウンするプログラムを実行したところ
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