3つの命令があればキーで猫を動かせる

 スクラッチはスクリプトエリアの猫を動かしたり、メッセージを表示したりするだけでなく、キーボードからの入力に応じた処理もできます。そこで、カーソルキーで猫を自由に動かせるようにしてみましょう。

 キーが押されたら別の処理をするには、「制御」カテゴリーにある「□キーが押されたとき」ブロックを使います。このブロックは「旗がクリックされたとき」ブロックと同様、初めに配置するブロックです。指定したキーを押したとき、このブロック以下のプログラムが実行されます。

 まず、「↑」キーが押されたときのプログラムを作ります。「□キーが押されたとき」ブロックを配置したら、ブロック内の▼をクリックして「上向き矢印」を選択します。「動き」カテゴリーにある「○度に向ける」ブロックを使って、キャラクターの向きを変えます。上方向に移動するには「0度」を選択します。その後、「10歩動かす」、「次のコスチュームにする」ブロックを配置します。

「↑」キーが押されたとき、猫のスプライトを上向きに回転させるプログラム
[画像のクリックで拡大表示]

 カーソルキーで4方向に動かすには、ほかのキーを押したときに動作するプログラムも必要です。先ほどと同様に、「↓」「→」「←」キーを押した際のプログラムも作成します。

カーソルキーで猫を4方向に10歩ずつ動かすプログラム
[画像のクリックで拡大表示]

 カーソルキーだけで操作する場合、「旗がクリックされたとき」は不要です。思わぬ動作をしかねないため、以前に作成した「旗がクリックされたとき」に付いているブロックはすべて削除しておきます。削除するには、「旗がクリックされたとき」ブロックをブロックパレットまでドラッグしてドロップします。

 これで、カーソルキーを使って猫を自由に動かせるようになりました。このプログラムには「旗がクリックされたとき」ブロックがないため、実行するためにステージの右上にある「旗」アイコンをクリックする必要はありません。

猫をカーソルキーで自由に動かせる
[画像のクリックで拡大表示]