「オッケー、グーグル」も試してみる

 SoundLink Revolveは、内蔵マイクを使ってiPhoneのSiriやAndroidのGoogle Nowを操作する機能も備えている。スピーカーのマルチファンクションボタンを長押しすると、Bluetoothで接続されているスマホのSiriやGoogle Nowが起動する。

 Google Nowで試してみたところ、実用性が高そうなのはアラームやタイマーだ。「○分後にタイマーを設定して」「○時にアラームをセットして」と話しかけて設定しておけば、決まった時間にスピーカーからアラーム音が鳴る。アラーム音を止めるにはスマホを操作しないといけないのが難点だが、音楽を聴きながら料理をするときなどは便利かもしれない。

 メールの送信もできるが、こちらの実用度は今ひとつ。ごく短いメッセージは別として、正しく入力できているか画面で確認しないと不安になるからだ。

クルマの中での使用は断念

 家の中が快適なので、クルマの中でも使えないか試してみた。前述のように、筆者はFMトランスミッターを使っているのだけれど、いつも使っているSoundLink Revolveをクルマの中に持ち込んで、スマホの音楽を流せたら、その方がずっと便利だからだ。「しかもこの円筒形、クルマのカップホルダーに収まるんじゃないの?」。

 意気揚々と愛車(日産のマーチ)に持ち込んでみたのだけれど、そう何もかもうまくはいかなかった。SoundLink Revolveはカップホルダーよりはやや太く、収まらない。ダッシュボードに置くと、窓に音が反射するのか音はとてもいいのだけれど、当然ながら安定しない。カー用品店で売っているダッシュボードマットを敷いてみるとガタガタしなくなったのだが、急ブレーキでも踏めば、SoundLink Revolveが車中を飛ぶことになりそうで恐い。

カップホルダーには入らなかった。それにスピーカー回りが遮蔽されるせいか、音も良くなかった。残念
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ダッシュボードに置くと音は最高。でもこのまま運転するのは不安定。『頭文字D』の豆腐屋くらいの腕がないと無理
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 かくして、クルマの中でのSoundLink Revolveの使用は諦めたが、自宅にはすっかり定着した。深夜など、周囲への音漏れが気になるときは相変わらずヘッドホンを使っているが、それ以外はパソコンで作業をするときもスマホで音楽を聴くときもSoundLink Revolveを使うようになった。ヘッドホンの圧迫から耳が解放されるのは久しぶり。スピーカーだと、こんなにのびのびと音楽を楽しめるのかと実感している。

(文/平野亜矢=日経トレンディネット)