スーパースロー撮影は楽しくてクセになる

 操作はとても簡単だが、スーパースローで撮影したい瞬間の直前に、スーパースローボタンを押すのがなかなか難しく、またそこが面白いところだった。タイミングを狙いすぎると押すのが遅れやすいし、気持ちにあせりがあると早く押して失敗してしまう。

 しかし成功すると、何気ないシーンがスーパースローにするだけで意味ありげなシーンに見えてくるのが面白い。数十分ほどで感覚がつかめてきて、面白くて仕事を忘れて撮影しまくってしまった。フレームレートやスーパースロー撮影する長さなどは設定できないが、そうした設定をなくして誰でも撮影できるように操作を簡単にしたのは正解だろう。

水が斜面を伝って流れるところ。なんてことのない場面だが、途中でスーパースロー映像になるだけで意味深に見えてくるのが面白い
上から落ちてくる水をスーパースローで撮影。水の粒がはっきりと見える

 ペットがいる人ならペットの躍動する場面をスーパースローで撮影したり、子供がいる人なら子供が遊ぶ場面をスーパースローで撮影すれば、普通の動画撮影よりも印象的な映像になるだろう。パーティーや宴会でスーパースロー撮影してその場で披露すれば、かなりウケを取れそうだ。

駅を通過する快速電車をスーパースロー映像で撮影。画面のボタンを押すだけでこうした映像が簡単に撮影できる

 注意したいのは明るさ。スーパースロー撮影モードで暗い場所で撮影すると、普通の動画撮影時よりも暗い映像になってしまうので、なるべく明るい場所で撮影したい。室内で撮影するときは、照明を使って明るくして撮影するといいだろう。

(文/湯浅英夫=IT・家電ジャーナリスト)