テレビCMを見る限り、Amazon Echo(アレクサ)があると便利そう。だが、実際に導入してみると、独り身のわびしさが癒やされるかも……などという期待はあっさり裏切られる。無能な筒にすっかり失望した筆者と、申し訳なさそうなアレクサ。両者の関係を取り持ったのは、スマート家電リモコンと呼ばれるデジモノだった。

スマートスピーカーは晩酌の相手をできるか

 シングルファーザーとなって十余年。小学生だった娘は独立し、未就学児だった倅(せがれ)も高校生になった(関連記事:愛娘よ、今年の夏はひと味違うぞ! 父の威厳をかけた『富士通パソコン組立教室』体験記)。そんな筆者がここ数カ月ずっと感じていたのが“独り身のわびしさ”だ。仕事から帰って晩酌を始めるころには、倅は自室にこもっている。ふと「家庭内独り暮らし」という言葉が脳裏をよぎる。

 そんなある日、アマゾンの記者発表に出席したことがきっかけで、テレビCMなどで目にしていたスマートスピーカー「Amazon Echo Plus」がわが家にも導入されることになった。Amazon Echo Plusは「アレクサ」と呼ばれるAI(人工知能)を搭載しており、「アレクサ、〇〇して」と話しかけるだけで音楽をかけたり、テレビをつけたりしてくれるとのこと。

 これがあれば晩酌時の孤独も少しは癒やされるかも……。

わが家にやってきたAmazon Echo Plusことアレクサ。リビングルームのテーブルの中央に目障りなくらい誇らしげにそびえ立つ
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アレクサが答えられたときのやり取りはアプリに保存される。過去のやり取りを探せる検索機能が欲しいところ
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 Amazon Echo PlusとBluetoothでペアリングしたスマートフォンに専用アプリの「Amazon Alexa」をインストールし、ショッピングサイト「アマゾン」のアカウントでログインして、「デバイスの所在地」などの登録を済ませる。設定は難しくないので10分もあればできると思う。