急速充電対応ケーブルやアダプターはどれがいい?

 Androidスマートフォンや周辺機器などで使われているMicro USBプラグのケーブルであれば、100均ショップでも「2.4A対応」などと表記のある急速充電対応ケーブルが売られている。

 Micro USBをiPhoneに接続できるように変換するアダプターも販売されているので、これを使ってiPhoneに接続すると急速充電できないだろうか?

 使用したのはセリアとキャンドゥの「iPhone用Micro USB変換アダプタ」、ダイソーの「iPhone 6対応充電専用micro USB変換アダプタ」だ。どちらの商品も「1.5A以上の充電器は使用不可」と書かれているので、あまり期待できないが測定してみよう。

 ケーブルは全てダイソーの「スマートフォン用急速充電専用ケーブル」でテストした。なおケーブル単体では急速充電対応のモバイルバッテリーに、1.7Aで給電できることを確認している。

スマートフォン用急速充電専用ケーブル(ダイソー)。iPhoneでは使えないが、他のスマートフォン用には急速充電対応のケーブルが売られていた
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iPhone用Micro USB変換アダプタ(セリア、キャンドゥ)
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iPhone 6対応充電専用Micro USB変換アダプタ(ダイソー)
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 Micro USBプラグをiPhoneに接続できるように変換するアダプターは、両方とも武骨なデザインだ。これまで紹介してきたケーブルと同様に、片面のみ認識するので「UPSIDE」と書かれた面を上にしてiPhoneと接続する必要がある。

 給電能力を測定すると急速充電はできなかった。セリアとキャンドゥのケーブルは0.71A、ダイソーは0.64Aと、どちらもiPhone用のストレートケーブルよりも小さい値になってしまった。

 この結果から、アダプターを使ってiPhoneに接続するメリットはなく、給電能力の低下を考えてもiPhone用のストレートケーブルを購入したほうがよい。

Micro USBプラグをiPhoneに接続できるようにするアダプターを使うと、iPhone用の充電ケーブルを使うよりも給電能力が落ちる
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