簡単に巻き取れるタイプは?

 リール式と呼ばれるケーブルも人気がある。ケーブルの中央に巻き取り装置(リール)があり、端子を左右に引くと引き出せ、もう一度引くと自動的に巻き取られる点が便利だ。そのためケーブルを絡まないようにまとめる手間がかからない。

 リール式のケーブルも100均ショップで販売されていた。ただし店舗によっては扱っていない場合があった。iPhone側プラグ部の構造や急速充電に使えない点は、ストレートタイプと同じだ。

 ここでは、セリアとキャンドゥ両方で手に入る「iPhone用リール式充電ケーブル」とダイソーの「iPhone 6対応充電用USBリールケーブル」を紹介する。

iPhone用リール式充電ケーブル(セリア、キャンドゥ)
[画像のクリックで拡大表示]

 表記されている「ケーブル長70cm」は、最大に引き出したときのケーブルの長さ。実際に測定すると69cmほどだった。プラグ部を含めると75cmとなる。無段階で引き出せるわけではなく、一定の長さごとにストッパーが働くため、1段階引いた状態ではケーブル部が約15cmだった。リールから引き出さない状態でも使える。

 給電能力は0.56Aとストレートタイプの約58%と低く、充電時間が1.7倍かかる計算だ。

0.56Aとかなり小さめの電流で充電される。ストレートタイプのケーブルの約58%
[画像のクリックで拡大表示]
iPhone 6対応充電専用USBリールケーブル(ダイソー)
[画像のクリックで拡大表示]

 ダイソーのリール式ケーブルは216円(税込み)。108円の商品は見当たらなかった。長さは70cmだが、セリアとキャンドゥのケーブルよりも少し太め。また、ケーブルを巻き取るためのリール部分も一回り大きい。コンパクトなセリアとキャンドゥのケーブルを見てしまうと、216円が高く感じてしまう。

 しかし給電能力を測定すると0.64Aとセリアとキャンドゥのケーブルよりも、少し大きな値が出た。それでもストレートケーブルの1.5倍の時間がかかる計算だ。

電流を測ってみると0.64A。ストレートタイプの66%。セリアとキャンドゥのケーブルよりも大きい
[画像のクリックで拡大表示]

 コンパクトさを取るならセリアとキャンドゥのケーブル。給電能力を取るならダイソーのケーブル。ここはコンパクトさと108円で買える点でセリアとキャンドゥのケーブルをおすすめする。